教会支援部　5年間の感謝（那覇めぐみ教会）

教会支援部

5年間の感謝

林明信（那覇めぐみ教会牧師）

私たちの那覇めぐみ教会（２０１８年1月に沖縄ビクトリーチャーチから名称変更、その前は長らく国場教会）は、50数年の歴史を持ち、かつては１００名近い人が集っていた時期もありました。しかし、教会は約7年前に大きな試練にさらされ、会堂・牧師・大半の信徒を失うという非常に辛い中を通されました。その教会を支え存続させたのは、同盟基督教団にとどまることを決めたひとにぎりの信徒と、沖縄宣教区の教職信徒の温かい心でした。そして、教団理事会もその思いを汲んでくださり、特別の支援に加えて教会支援費もいただいて２０１７年に林が遣わされました。
最初の1年は、クリスチャン施設を日曜日ごとにお借りしての礼拝をささげ、2年目からは現在の集会場を賃借できました。3年目にはＴＣＵの夏期伝チームを迎えたりして、教会が次第に活性化されていきましたが、その後、コロナ禍が襲い、那覇めぐみ教会もご多分に漏れず宣教の腕をもがれたかたちになりました。悪戦苦闘する中にあって、教会を心配し祈り心をもってお電話くださる教会支援部の担当の先生にどんなに励まされたことでしょうか。経済的にももちろん大変ですので、変わらず支援を受けている教会支援費は本当にありがたいことです。
この原稿を書いている今も、新型コロナウイルスは文字通りとどまるところを知らない勢いで猛威をふるっています。それでも神さまは、地道な教会案内の配布やインターネットを通しての発信など限られたことしかできない活動の中、少しずつ新しい方を送ってくださっています。これは那覇めぐみ教会のために祈ってくださる方々のおかげです、本当に感謝しています。