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日本同盟基督教団 教団事務所 

国内宣教 聖霊の風よ、吹け

国内宣教 聖霊の風よ、吹け

理事・伝道局長 林 明信(那覇めぐみ教会牧師)

「風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。」(ヨハネ3章8節)

沖縄で二回目の冬を迎えています。内地から引っ越した私に、うちなーんちゅ(※)の人は「沖縄といっても冬は寒いよ〜、風も強いしね」と言い、気温が15度を下回ると「極寒だ」と大騒ぎします。これまでには耳のちぎれそうな氷点下の強風も経験している島ないちゃー(※)の私には沖縄では冬の風も心地良い程度ですが、やがて寒い寒いと言うようになるかもしれませんね。

新約聖書は、風のことをプネウマといいますが、聖霊(御霊)のことを表すときも同じプネウマが用いられています。神様からの霊は風のようであって目に見えず、どこから来てどこへ行くのか人には分かりません。真に神様のみこころの通りに働かれます。しかし、その聖霊の力を受けた人はどうなるかというと、目に見えて新しい生き方ができるようになります。本当の自由が与えられ、感謝と喜びに満たされます。既存の教会もそうですが、開拓の教会にはまさにこのことが当てはまります。聖霊の風が吹いてきて、新しく教会に導かれ救われる人が起こされていきます。昨秋から新しい開拓として、鹿児島いずみ教会が始まっています。さらに、三重県・徳島県での開拓の働き、東北宣教プロジェクトによる教会設立も準備が進められています。ぜひ熱いお祈りと国内宣教献金をお願いいたします。

廣瀬理事長の「理事の声」にもありますように、同盟教団全体の受洗者数は下降を続けており、いまこそ聖霊の風を求める必要があります。私たちを取り巻く社会は、ひからびて物事が硬直し本当の自由を失ってしまっています。人は神さまという存在に無関心で、心を満たすために物とかお金とか情報とかそういうもので空洞を埋めようとし、だんだんと人間も物化していってしまって心が縛られた状態になっているからです。しかし、神さまが吹かせてくださる聖霊の風を受けるならば、必ず変わっていきます。

新しい年が始まっています。それぞれの新しい歩みや働きの中に、素晴らしい聖霊の風が吹いて来ますようにと願っています。私たちは神さまの聖霊の風を受けるときに、そこに慰めと励ましと導きが与えられ、本当の自由と喜びに満たされていきます。大いなる祝福を期待しつつ共に祈っていきましょう。

(※)「うちなーんちゅ」「島ないちゃー」は沖縄の言葉で、それぞれ「もともと沖縄の人」「沖縄に移住してきた内地の人」という意味です。(厳密には違う意味合いもあります)