教会紹介 座間キリスト教会(東京宣教区 神奈川県座間市)
神様の恩と祈りの答え
牧師 加藤 富江
座間キリスト教会は1984年、加藤富江牧師を通じて、日本人、米軍キャンプから来るアメリカ人の家族、韓国人の3カ国の信徒によって構成され、日本人の伝道のために力を合わせて設立されました。
一番大変だったことは礼拝をささげる場所を探すことでした。教会家族皆は神さまに私たちの弱さを認め、切に祈りました。神さまは4人で始めた教会を、40名、50名、100名、そして120人に増やしてくださいました。教会の役員や信徒が祈りをささげ、神さまの奇跡的な回答を受け、銀行から融資許可が下り、330坪の土地を購入しました。しかし、2011年に日本を襲った津波と、イラク戦争で、米軍キャンプの信徒たちが日本を離れ始め、教会にも経済的な津波が襲うようになりました。私たちの力では何もできませんでした。銀行に教会の建物が移る危機まで訪れました。
けれども、日本人伝道を諦めることはできなかったため、役員とすべての信徒たちは、神さまの前に断食して涙で祈りながら神さまの助けの手を切に求めました。神様の恩恵と答えは、考えた事もなかったところから送られた献金3千万円の助けの手でした。神さまは座間キリスト教会を通じて働き、神さまの恩恵は座間キリスト教会に大きな慰めと力をくださいました。
また、もう一方の4千万円の献金を通じて、4年前に社会福祉法人(泉ぶどう園)を設立し、精神障がい者の方たちに仕えています。感謝なことは、ここを通じて一家が礼拝し、神さまを迎え、全員が洗礼を受けるようになったことです。
座間キリスト教会は来年、銀行の融資の返済がすべて終わります。このすべての事を備えてくださった神さまに感謝いたします。役員や信徒たちが心ひとつとなって日本宣教のために祈っています。教会に精神障がい者の方も少しづつ増えています。座間キリスト教会は日本と東南アジアへの宣教をあきらめず、神さまの恩恵と答えに感謝しながら走り続けます。