日本とアジアと世界に仕える Japan Alliance Christ Church
日本同盟基督教団 教団事務所 

慰めと励ましをもたらす開拓伝道

慰めと励ましをもたらす開拓伝道
伝道部長 時松 六博(円山聖書教会 チャペルシオン教会牧師)

「しかしイエスは、彼らにこう言われた。『ほかの町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければなりません。わたしは、そのために遣わされたのですから。』」ルカ4章43節

「いやあ、この時代に同盟さんは開拓ですかあ。」昨年9月の鹿児島いずみ教会の開所式で、おいでくださった近隣教会の先生方から異口同音にかけられた言葉でした。祝辞に立ってくださった最も近くの教会の先生は、あらかじめ同盟基督教団ホームページから国内宣教ページを閲覧くださり、廣瀬理事長が伝道局長時代に書かれた「国内宣教スピリット」の3回シリーズを読んでくださって、「大変に励まされました。そのスピリットを今日この開所式で目の前に見せていただいて、私自身と仕える群れの開拓(郷里伝道20年目とのこと)の情熱をもう一度奮い立たせられる思いです。ご一緒に鹿児島の失われた魂の救いのために頑張っていきましょう!」と励ましてくださいました。そして、多くの皆さま方の祈りとご支援に支えられて、鹿児島いずみ教会はクリスマスに最初の受洗者を迎え、今、2人目の受洗希望者の準備に入っています。

また、熊本の光の森聖書教会では、韓国高神教団と同盟基督教団諸教会の多大なるご支援によって新会堂建設が進み、5月には献堂式の予定となりました。さらに、宮崎めぐみ聖書教会でも、山形恵みキリスト教会でも、地域と人々を愛して一人でも多くの魂の救いのために、日々祈りを積み、汗を流す開拓の働きが続けられ、北海道宣教区の十勝めぐみ教会開拓も、地域に根差し、人々に届く働きが進められています。

そして、本年4月より、東海西・東宣教区協力による未設置県三重開拓がいよいよ正式にスタートします。両宣教区により積み上げられてきた準備を土台に、伝道の網を下ろす場所の選定が最終段階となっています。お祈りください!

中国四国宣教区による未設置県徳島開拓も、開拓責任者と協働者が立てられて、4月より協働者が徳島に住んで具体的な準備が進められます。

加えて、都市宣教のプロジェクトも進めます。

そうして、「全県に同盟の教会を」開拓することによって、「ほかの町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければならない」とおっしゃる主イエスさまの重荷を、私たちも行って他の教会の方々と共に負わせていただきたいのです。

そのビジョンの達成まで、あと、秋田・和歌山・島根・佐賀の4県です。さらには、「点から線へ、線から面へ」と前進するべく、諸教会皆さまと祈りを一つにして前進させていただきましょう!

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