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日本同盟基督教団 教団事務所 

東北宣教プロジェクトNEWS  No.21

東北宣教プロジェクトNEWS  No.21
ネクストステージ
東北宣教プロジェクト委員長 林 明信(那覇めぐみ教会牧師)

2011年3月の東日本大震災からちょうど8年が過ぎたこの春、被災地支援と教会開拓の具体的働きとして2015年4月にスタートした「東北宣教プロジェクト(TSP)」は5年目を迎え、いよいよ次の段階(ネクストステージ)に向かおうとしています。

 お借りしていた当初、あくまでも被災地支援活動の拠点とされていた「グレイス・ハウス」が、家主さんの理解と協力により教会として宣教活動ができるようになっておよそ一年が過ぎ、昨年のクリスマスには近隣から新しく5組の方々が集われました。現地リーダーとして居住し活動している齋藤満師ご家族の存在と働きが良い証しとなっていることの結実であり、主の御名をあがめ感謝します。
 5年目となる今年は、同盟教団の第二種教会として設立手続きをし、正式に「グレイスハウス教会」の名称で活動をしていきます。その働きは、これまで中心的に行ってきた「被災地支援」と同時に「宣教と教会形成」へとさらに進められ、この地からも信仰に導かれる方々が多く起こされて主のみからだなる教会としての歩みとなるようにと願っています。
 そのために現地では、ホームページを作成してより多くの人に届いていけるようにし、また、教会案内やこれまでの支援活動と教会をつなぐパンフレットを配布するなど、広報宣伝活動をさらに広げていきます。
 東北宣教プロジェクト委員会では教会設立に伴う具体的な手立てとして、これまでハイブリッド(※)であった会計システムを東北宣教プロジェクト会計とグレイスハウス教会会計とに切り分けて、教会として責任を持って動いていけるようにします。新たな会計システム導入によってTSP予算は少し下がるようになりますが、それは現地への直接献金を教会会計に組入れるための措置ですので、全体としてはこれまでと同じ予算枠です。
 教会設立を感謝し、ぜひこれまで以上にお祈りとご支援をお願いいたします。
(※)ハイブリッドとは、最近は車でもお馴染みですが混合・組み合わせなどの意味です
【 祈 る 】
今春から見込んでいるグレイスハウス教会の良いスタートのため、 齋藤満師の正教師按手、 ご家族の守りのため
【 送 る 】
クリスマス集会用のお菓子の贈り物を感謝します。すべて用いさせていただきました。訪問用、小集会用のお菓子を随時募集しております。賞味期限の長いもの、個包装のもの、各地の名物等少量からお待ちしております。
【参加する】
現地への宣教チームにぜひご参加ください。お一人で、青年で、壮年部・女性部で、夫婦で、家族で、教会で、宣教区でなどいずれも歓迎いたします。
【献 げ る】
昨年は約354 万円(教入金分)、と約110 万円(現地入金分)の計約464 万円をお献げいただきました!心より感謝します。被災地への義援金、支援活動への援助で終わることなく新年度からはいよいよ「教会」の働きが本格化いたします。ぜひ覚えてお献げください。
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