3月21日(木)〜22日(金)、東京両国の国際ファッションセンター(KFC Hall Annex) にて、第70回教団総会が行われました。登録議員98名、出席議員91名、陪席者37名でした。13の議案を審議し、すべて原案通り(第8号議案は訂正された原案通り)可決承認されました。
開会礼拝では廣瀬薫理事長から、困難な状況に合わせるのでなく、神の国の到来を意識した一億二千万宣教へのチャレンジをいただきました。
会議では各議案に対する活発な質疑や意見が出され、教団の現状や必要、使命を共有する機会となりました。教団財務や教勢面での厳しさはありますが、積極的に国内・国外・青少年への宣教を進めることが決議されました。
全県への同盟基督教団の教会設立は目前となっています。東海東・東海西宣教区による三重開拓と中国四国宣教区による徳島開拓の開始、東北プロジェクトによる第二種教会設立が報告され、宣教協力の祝福を感謝しました。
また年金など教職者の厚生や、教師試験規定の変更についての活発な質疑も印象的でした。この時代に立てられる教職者の重要性を覚えました。そして今回の総会では、天皇の代替わりによる即位の礼・大嘗祭に関する宣言が決議されました。歴史的経緯を踏まえること、教会とこの世に対する宣言であること、神の審判へと向かう中でこの国が神に立ち返るなら、祝福を受けるとの問いかけであることが確認されました。
式典では3名の補教師准允、1名の補教師加入、6名の正教師按手、1名の正教師加入があり喜びを共にしました。派遣礼拝では水草修治副理事長より、宣べ伝えるべき福音を示していただきました。福音理解の混乱という戦いもありますが、加えられた同労者、教会と共に、新たな1年も十字架の福音のために労苦したいと願います。
不慣れな者ですが、神の恵みと多くのご奉仕に支えていただきました。お祈り、励ましに感謝します。