私たちの教会は、1952年1月1日にF・コングステン宣教師(ノルウェー・オリエンタルミッション)の開拓によって、いわき市小名浜に東洋福音宣教会・小名浜キリスト福音教会として生まれました。1966年日本同盟基督教団に加入、1977年から高氏博史師、1995年からは増井が牧師として奉仕し、1997年いわき市泉に新会堂を建設し、それを機に、いわきキリスト教会(泉グレイスチャペル)となり現在に至ります。
私たちの教会の特徴は、まず幅広い世代が集っていることです。これまでたくさんの青年たちを地方(?)に送り出してきましたが、今も、おじいちゃんおばあちゃんたちから、幼児たちまでいろいろな世代の人たちがわいわいと和やかに教会に集い、礼拝をささげ、みことばに聴き、一緒に食事をしています。家庭的で、あたたかな雰囲気で、教会に来られるみなさんを迎えたいと願っています。
もう一つの特徴は、地域に開かれた教会であることです。東日本大震災を機に、近くの富岡町泉玉露仮設の「ほっこりカフェ」との関わりが続けられ、昨年3月からは私たちの教会を会場に、そのカフェが継続され、毎週クリスチャンではない方々が15〜20名ほど集っています。その他にも、ゴスペルフラや刺繍の会が定期的にあり、軽度障がいやダウン症の子どもたち支援の働きにも協力、会場提供をしています。金信徒宣教師の鍼灸治療に通われている方々もいます。震災は大変でしたが、それを機に、与えられた繋がりを大切にすることの中で、地域での関係が広がりつつあります。
これまでも神さまは私たちの教会を守り導いてくださいました。これから神さまはどんな良いことをしてくだるのか、大いに期待しつつ歩んでいきたいと願っています。