2024年11月28日
「あなたがたが切り出された岩、掘り出された穴に目を留めよ。あなたがたの父アブラハムと、あなたがたを産んだサラのことを考えてみよ。わたしが彼一人を呼び出し、彼を祝福し、彼を増やしたのだ」(イザヤ51章1〜2 節)と聖書は言います。
当教会のアブラハム、サラは日立福音キリスト教会。当村から日立の教会に求道者として通っていた塚田さんが手を上げ、私の家で集会をしてくださいと言いました。それは今から50年前のこと。塚田家の家庭集会としてスタートを切った当教会は6 年後に独立。初代は原山康伸牧師9 年間。2代目は沼田茂広牧師9年間。3代目は猿田冨士子牧師19年間。
東海村は、あの日までは純農村で畑と田と林業で人口は1万強。1 9 5 6 年、日本で最初の原子力が稼働。村は一変。人口も増え、貧乏村から金持村に、地方交付税ゼロの村となりました。塚田さん自身が原子力系の人であったことには深い摂理を覚えます。
教会の最盛期には30名近くの方々が礼拝していましたが、少しずつ減少し、あの3・11大地震の週には礼拝を中止せざるを得なかったようです。4代目となった高氏牧師が着任する予定の3月下旬、引越し不能で4月下旬となりました。よく人生は山あり谷ありと言いますが、谷の底で第4走者となって8年目、教会再建の稼働をしているのが、当教会の現状です。
一桁教会として、地震後教団をはじめ多くの教会、兄姉に助けられ感謝しています。捕囚後物語のエズラ、ネヘミヤ、ハガイ、ゼカリヤ、マラキから学んでいる教会です。