11月の第2週に実施しております教団一斉防災訓練は、今年で6年目を迎えています。最近は地震に限らず、地球全体の温暖化により、毎年のように集中豪雨や台風による被害が頻発しており、明日は我が身です。
社会厚生部では「広域災害ガイドライン」(ワークシート付)を出しましたが、教会として、また個人として災害時に何ができるか、より具体的な防災の備えを進めて行くための一助としてJEA主催の国内災害対策フォーラムで紹介された教会の情報発信のためのツールを紹介します。
それは、「未来共生災害救援マップ」(略称 災救マップ・教会の被災状況・救援要請また備蓄物資の状況や救済活動の拠点情報などを発信できる情報共有アプリで、全国の避難所及び寺社・教会など宗教施設のデータ約30万件のデータを集積した日本最大の災害救援マップ)です。具体的な活用内容は以下の通りです。
①教会の被災状況の発信
被災、要緊急支援、救援拠点、無事の表示、コメントや写真の投稿ができます。避難者数(うち乳幼児、妊婦、病人、負傷者、要介護者数)の表示、インフラの使用の可否の表示(電気、水道、ガス、通信)ができます。
②アイコンで自分の避難場所の確認
条件を入力すると自分の現在位置からの最も近い避難場所が表示、災害到達時刻(津波、浸水など)を入力すると自分の現在位置からの避難可能範囲を表示、また周辺地域の標高差を確認できます。
③教会の支援可能な情報を発信
施設情報・トイレの有無、備蓄品(備品、食糧)リスト及び備蓄数の表示、避難所の種類・一時避難所、収容避難所などを表示できます。
*詳細はスマホアプリでダウンロードして確認、活用して下さい。「未来共生災害救援マップ」(略称 災救マップ)(http://www.respect-relief.net/) P C版があります。マニュアルPDF データ(http://www.respect.osaka-u.ac.jp/map/)