2017年度の教会の目標聖句は「見よ、わたしは新しいことを行う」(イザヤ書43章19節)というみことばでした。
新会堂建築は2017年2月に始まり、半年後の7月30日に完成し、9月18日に献堂式を行いました。30年間の教会員の念願であった新会堂を神様に捧げることができました。25年前に探しにくい奥まった住宅地から今の交差点の所に引っ越し、地域の伝道と世界宣教の拠点として、歴代の牧師や信者たちの祈りが積まれて来ました。
教会員みんなが神さまに信頼し、信仰と祈りにより神さまの奇跡を望みながら新会堂建築完成というゴールへ向かって前進しました。約7700万円の予算で教会員の献金と教会債、外部からの献金以外に銀行融資1500万円は必要でした。現在の教会員20名程では銀行融資の返済は絶対に無理だ、という心配と不安の声もありました。
ここで私たちが一歩踏み出したのはリレー断食祈祷でした。「新会堂建築完成と銀行融資ゼロ」という祈りの課題で2016年10月1日から31日まで一日1食のリレー形式での断食(朝食は夜12時から昼12時まで、昼食は昼12時から午後6時まで、夕食は午後6時から夜12時まで)にもみんなで率先して参加しました。2015年9月からは毎週木曜日午前10時から11時まで、夜10時から11時まで教会や職場、家で、心を合わせて祈りに専念しました。毎月第一週目の主日礼拝後は新会堂委員たちが交代で祈りを導き、教会員全員で祈り合う時間を持ちました。
私たちは、神さまが私たちの信仰と祈りに応えて、銀行融資ゼロで新会堂を完成させてくださった奇跡を実際に経験しました。
日本同盟基督教団理事会を初め諸教会、日本、韓国、世界の教会の牧師、宣教師、信徒皆様の祈りと献金、献品を心より感謝いたします。
これからも「清水から日本、そして世界へ」という清水聖書教会のビジョンを抱いて次の世代に信仰と祈りを引き継ぎながら、神さまの奇跡を体験していきたいと願っています。