今年も2020年度の祈りのネットワークが発行されます。各教会においてあるだけではなく、それぞれの家庭でも祈られると神の御国が前進すると信じています。それぞれの教会や個人個人でも祈っている人はいることでしょう。それはそれで素晴らしいことです。ですが、その祈りの一部に教会全体の課題も祈られるのであれば、どれほど主は私たちに恵みを注いでくださるでしょうか?ここで「祈りのネットワークを通した神の恵み」を少し分かち合いたいのです。
「したがってイエスは、いつも生きていて、彼らのためにとりなしをしておられるので、ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります」(ヘブル7章25節)
復活された主が、現在何をしておられるのか?それは、とりなしの祈りの奉仕をもって働いておられることが分かります。主が私たちのために祈ってくださっているのですから、私たちも共に祈りたくなりませんか?もし「イエスさまがお祈りしてくださっているのであれば、私たちは祈らなくてもいいではないですか?」と思うのであれば少し考え直して欲しいのです。というのも、イエスさまご自身が祈りによって救いに導くと言っています。それも完全に救いに導くというのです。祈りによって神を知り、罪を知り、救いの必要を知り、キリストの十字架によって贖われることを知るのです。それが主の導く救いのみわざです。
祈りのネットワークでは同盟基督教団の全ての教会の祈祷課題が載っています。日々祈りに覚えていくうちに、「そういえば、〇〇教会の□□先生元気だろうか?少し挨拶でもしてみようかな?」と志が与えられたとしましょう。連絡をしてみて教会の状況を知ると、祈りの必要性や救いの証を聞き励まされるかもしれません。そして教会で「神に近づく人々の完全な救い」が起こされることを各教会で見られるのであれば、神の御国においても、私たちにとっても最上の喜びになるのです。