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教会教育部《連載》 教団の教会教育・現状と提言 提言⑤「信仰継承の大切さを再認識しよう」

教会教育部 《連載》 教団の教会教育・現状と提言
提言⑤「信仰継承の大切さを再認識しよう」
教会教育部長 本澤敬子(国立キリスト教会牧師)

■提言⑤
久しぶりにベイビーが礼拝に参加してくれるようになりました。しばらくママは大変ですが、時に協力し、温かく見守りながら、共に礼拝をささげたいと願っています。一人ひとりの子どもたちが、神様の恵みをたくさんいただき、主を愛する者として育ってほしいと思います。信仰継承は大きなテーマです。もちろんその子が信じるかどうかは神様の領域ですが、祈りつつ、私たちの側でもできる限りのことをしたいと思います。
◆小学生のうちに受洗と奉仕に
アンケートには中学生になると教会を離れてしまうという声が多くありました。他教団では、必ずしも生活スタイルの変化によるものではなく、本人の信仰がはっきりしていなかったことが原因という分析もあります。福音によりオープンな小学生のうちに受洗に導かれると、教会を離れる率が下がります。低学年で受洗した話もよく聞くようになりました。小さいうちから受洗を勧め、子どもたちが抱く
「洗礼を受けたい!」という純粋な思いを真剣に受け止めたいと思います。
同時に小さいうちに受洗した子どもたちにはその後のケアも必要です。受洗後テキストを用いて学びをするなど定期的にかかわることで、信仰の葛藤を聞いたり、聖書通読や祈りを励ますことができます。
また奉仕に加わってもらうことで、教会員としての自覚が芽生えます。献金当番の補助、CSでのゲーム担当など奉仕に誘いましょう。喜んでまた誇りをもって奉仕をささげてくれます。
◆子どもも一緒の礼拝に
すでにいくつもの教会が、大人も子どもも一緒に礼拝をささげています。パンと魚をささげた少年は、イエス様の話を聞く場所にいました。中学生になってから礼拝出席を促されても難しいように思います。小さい時から当たり前のように礼拝の場にいることがカギです。
みなで一緒に礼拝をささげることは、イエス様が喜ばれることであり、子どもたちにも教会にも祝福です。子どもたちが礼拝にいるためには、大人の忍耐や協力も必要でしょう。
子どもに公同の礼拝は苦痛という意見もありますが、真剣に説教レポートを書く子どもたちもいます。あきらめずに、どうしたら礼拝という恵みの場に子どもたちを招けるかを教会あげて考えたいと思うのです。
◆子どもたちと深い交わりを
子どもたちと一緒に遊ぶ、一緒にご飯を食べる、一緒に学ぶなど教会全体で子どもたちと一緒に何かをする経験を重ねましょう。子どものことは誰かに任せるのではなく、教会全体が子どもとともに過ごすことを大事にしたいのです。子どもたちは大人が自分たちを見ていてくれ、愛してくれ、気遣っていてくれることをキャッチします。そして教会は彼らの居場所になります。日ごろの愛餐会はもちろんのこと、バーベキュー、おもちつき、寝食を共にするファミリーキャンプなど小さな交わりの積み重ねをしたいものです。まずは何より、目を見て挨拶してあげたいですね。
◆積極的に次世代へ投資を
教会がキャンプや教団の行事への参加費の補助をするなど、経済的な支援をすることも有益です。教会の後押しで、家庭は子どもを行かせてみようかなと考えることができます。次世代にお金を使うことは貴重な投資です。年間予算の10%を次世代にと考えている教会もあります。
◆両親への励ましと祈りを
親たちは、時間通りに子どもたちを教会に連れてくるのに大忙しです。当たり前のことの背後には大きな犠牲があります。「今日もよく来たね」、温かい一言が親にとっても励ましになります。教会は祈りつつ、ご両親を支えながら次世代の信仰を育んでいきたいと思います。
「後の世代の者 生まれてくる子らがこれを知り さらに彼らが その子らにまた語り告げるため」 詩篇78篇6節
※この連載はコロナ禍に直面する前に書いたものです。今は現状を乗り越えるのに必死ですが、必ずやってくるコロナ後を見据えて準備ができる期間でもあります。主がそれぞれの教会に豊かなビジョンを与えてくださいますように。

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