新型コロナウイルス感染症対策本部では4月17日付で「各教会の現在の対応状況」についてアンケートをお願いしました。130教会から回答が寄せられ、アンケート回答のまとめが5月25日付で配付されています(教団HPでも公開中) 。今回はその回答のまとめから様々な礼拝の様子と現状の苦労と課題をご紹介します。
回答をいただいた130教会のうち、4月時点で主日礼拝を通常開催していたのは14教会、時間短縮や回数減により開催していたのは18教会、オンライン礼拝への切り替えが54教会、通常(短縮含む)とオンライン礼拝の併用が40教会、休会が3教会、その他、録音や説教要旨の配布などの対応を多くの教会が行っていました。ソーシャル・ディスタンスを保つために座席を制限して分散礼拝を行う教会や、教会駐車場を使って野外で礼拝を行うなど、それぞれの教会がおかれた状況や環境に応じて、最大限の工夫をしながら礼拝が行われていたことが分かります。
聖餐式については、行っている教会が18教会、休止が110教会でした。理事会からは4月17日付で「オンラインでの礼拝プログラム配信時における聖礼典執行について」が諸教会に出され、オンラインでの聖餐執行を控えることが勧告されました。聖餐式を行った教会でも感染予防に細心の注意を払いながら聖餐が執行されたことと思います。
祈祷会については、通常開催が24教会、オンライン切り替えが16教会、オンライン併用が8教会、休会が70教会と、休会とした教会が多数でした。この状況は教会学校についても同様でした(休会72教会) 。
教会で課題になっていることについては、オンライン礼拝への移行、インターネット環境の整備、礼拝形態に関する合意形成、礼拝・集会の再開時期の判断、教会員・求道者への配慮、訪問ができない中での牧会的配慮の継続、信徒同士の交わり、情報共有、献金減少、地域へのメッセージ発信、教会のIT技術向上、 などが挙げられました。
オンラインでの礼拝に関しては、鈴木聖仕師(松原湖バイブルキャンプ主事)が、Facebook上で「教会動画配信のための情報交換」のグループを立ち上げ、教団教派を超えて広くキリスト教界で用いられています。また教団ではIT委員会が発足するなど、コロナ禍での教会のIT対応と情報発信へのサポート体制がとられつつあります。
「集められる恵みを土台とした新しい集まり方」 (山口陽一師「世の光」7月号)を模索する取り組みが続いています。急激な変化を余儀なくされたコロナ禍の世界にあって、この時代に生きる人々に福音を届ける使命を担う教会も新しい対応を求められています。共に集まり1つの体にあずかる礼拝を重んじる教会だからこそ向き合うべき課題があります。