教会紹介　小海キリスト教会（信州宣教区　長野県南佐久郡小海町）

教会紹介　小海キリスト教会（信州宣教区　長野県南佐久郡小海町）

丘の上の十字架

牧師　荒籾 実

小海キリスト教会は、前任の水草牧師に与えられた「農村伝道」への志を主が導き、その大いなるご計画の中で1994年に開拓が始められ、今日までの歩みが守られてきました。
当初、松原湖高原教会として歩み始めた私たちの群れは、2001年に現在の場所、町の中心にある見晴台に献堂・移転し、教会名も小海キリスト教会と改称して、昼は四季折々の彩りに映える山を背景に、夜はライトアップされる丘の上の十字架が、地域の方々にも親しまれてきました。
2 0 1 6 年に牧師が交代し、新たな歩みがスタートして5年。引き継いだ月刊「通信小海」と「中学生学習室」を伝道の中心に置きながら、新たな取り組みもしてきました。地域の子ども達への伝道のためにスタートした月1回の「ハレルヤキッズ」も、牧師子弟の友達を中心とした小さな集まりで始まった頃から、神さまが祝福し続けてくださっています。コロナ禍による休会再開後には、多い時で、子どもだけで40名、保護者の方も共に参加してくださり、地域の幼い魂、またその背後におられるこの町の人々が、聖書物語紙芝居やみことばカードを通して、聖書に、福音に触れる機会として用いられています。
現在、教会員ご家族、求道者の方に受洗の決心が与えられ導かれていることは、本当に感謝であり、小さな群れにとって、大いなる喜び、励ましです。
これから、さらに教会が「キリストのからだ」として成長していく過程には、様々な課題や試練もあることと思いますが、主が愛しておられるお互いであることを覚え、いつも十字架のイエスさまを見上げて共に歩んでいけるよう祈りつつ、主のみわざに期待します。