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日本同盟基督教団 教団事務所 

日本同盟基督教団宣教130 周年記念大会「記念大会を迎える意味とは」

日本同盟基督教団宣教130 周年記念大会

「記念大会を迎える意味とは」

実行委員長西村敬憲(西大寺キリスト教会牧師)

教団創立130周年記念大会の準備を実行委員会によって進めています。前回は、121周年大会を中野で行いました。東日本大震災が前年3月の実行委員会の翌日にあり、一時は中止となりましたが、翌年開催になりました。当時は、復興もままならない中、委員の中にも渦中に置かれている人がいました。教団事務所も支援物資がいっぱいで会議を都内の教会で行うこともありました。この震災をめぐる経験から、これまでの教会のあり方を、特に存在の意味を厳しく問われ、必死に応えようとする中での1年半後の大会でした。

そして9年後の130周年記念大会を前にして、ほとんどの人が予想もしなかった危機と変化に世界中が翻弄されています。教会もその例外ではありません。COVIDー19の影響は、いまだに収束の光をはっきりと見出だせないままです。

私たちは、再び危機の中で記念大会を迎えようとしています。それでも、委員会ではテーマについて議論を重ねて来ましたが、各委員から出される言葉には、「希望」「前進」「新しい時代」といった意味のものが多くあがりました。Zoom会議画面の中で、新型コロナウイルスによる教会の困難と変化の向こうにあるはずの「次の教団の姿」を見出そうとする表情は印象的でした。そうして、「Arise& Go 〜立ちなさい。さあここから行くのです〜」(ヨハネ14章31節)が生まれて来ました。

開催形態もさまざまなシミュレーションを行いながら、宿泊一体型施設を決めました。110周年記念大会で使用した「ヤマハリゾートつま恋(現・つま恋リゾート彩の郷)」です。静岡県掛川市にあります。都心のホールで大会を行い、宿泊施設を個人が予約し、近隣で夕食をとるという最近の大会スタイルより、現時点では感染リスクの低減になると考えています。

今後の状況によっては、判断を改めて求められ、変更をお伝えせざるを得ない状況も十分にあり得ます。しかし委員会としては、この大会の大切さを考え、できる限り開催の道をあきらめないで準備を進めていきます。

みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

実行委員のご紹介
増井恵 (いわきキリスト教会)
野町真理(杉戸キリスト教会)
鈴木美絵(町田南キリスト教会)
小山望(八千代聖書教会)
下田陽介(久留米聖書教会)
中村忍(松原聖書教会)
鄭南哲(クリスチャンプレイズチャーチ)
本多民生(富川福音教会)

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