日本とアジアと世界に仕える Japan Alliance Christ Church
日本同盟基督教団 教団事務所 

教会紹介 新船橋キリスト教会 (千葉宣教区 千葉県船橋市)

教会紹介 新船橋キリスト教会 (千葉宣教区 千葉県船橋市)
祈りあう教会
役員 近藤 千晶

新船橋キリスト教会は1980年、スイス人宣教師、テレース・ホリスベルガ師とスザンヌ・ルイ師による家庭集会から始まりました。船橋の地で3回の移転を繰り返したのち、2005年に東武線新船橋駅から徒歩7分の地に現在の会堂が与えられました。それ以来、小さな教会ながら地域に根ざした活動を続けています。
現代の私たちは、さまざまな重荷と無縁ではいられません。当教会の兄弟姉妹にもこの1 年、受験、転職、入院、手術、体調不良、転居、家族の死や介護などの試練がもたらされました。しかも新型コロナウイルスが、これらへの対応をかつてなく困難にしています。しかしその困難の中で、共に祈ってくれる人がいるという恵みは、クリスチャンにとって大きな喜びです。
当教会ではこの「祈りあう家族」の形が、コロナ禍のもとで、かえって齋藤千恵子師を中心に堅く立てられつつあると感じます。4月に赴任された齋藤師は、「肝っ玉母さん」タイプ。ご本人もそれを目指しておられますが、信者・未信者の皆さんと常に連絡を取り、訪問し、情報を共有し、祈りで支えようとしておられます。太っ腹な母(体形のことではありませんよ、念のため)の導きの甲斐あって、9月には男子高校生の受洗者が与えられ、新たな家族となりました。
昨日までのあたりまえが簡単に崩れ去るこの時代、人とのつながりやゆるぎない価値観がかつてないほど求められています。コロナ前の教会のあり方を取り戻すにはまだ時間が必要ですが、これからも感染防止に努めながら、多様な世代の皆さんの必要に応え、心の支えとなる場を提供していけたらと願います。

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