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日本同盟基督教団 教団事務所 

レインボーチャペル港北 信仰と財政を支えられて

レインボーチャペル港北
信仰と財政を支えられて
海老名浩(レインボーチャペル港北牧師)

2018年4月、私どもの教会は創立から20年を迎えました。現在の会堂に移って12年目のことです。開拓当初は宣教師宅で集会が行われ、後に駅近くの賃貸物件を借りましたが、諸事情により退去することとなり、その後は、信徒リーダーの棚橋信之兄宅で集会が続けられました。2006年に現在の会堂に移り、ようやく礼拝と伝道の拠点を得たわけですが、この頃のことを知る信徒は、「当時の財政で会堂を維持するのは、3年が限界であった」と言っています。
そのような状況で新たなスタートを切った教会ですが、教会を支える方々を主は送ってくださり、2010年には専任牧師を迎えることになります。しかし、教会財政はなお厳しい状況が続き、この年から私どもの教会は、教団教会支援費によって支えられて参りました。当初は3年が限界と見られた会堂の維持も、今年で15年になります。
その年月は、私どもの教会が教団諸教会に支えられてきた時間であり、教会員一同、主の恵みと諸教会の愛に心から感謝しております。
一昨年の伝道懇談会で、「開拓から教会自立」という分科会に参加しました。開拓期の様々な試練の中で伝道してこられた先生から、教団支援を終えるに至る過程を伺う中で、この先生の「財政的自立は、信仰的な自立による」という言葉に励まされました。教会に戻り、早速これを役員会で分かち合ったところ、各役員も大いに励まされ「教会支援費を終える日を覚えて祈ろう」と言う声が上がっています。
このように私どもの教会は、財政的にも信仰的にも多くの支援を受けてまいりました。この恵みをまた伝える教会となることができるよう、お祈りいただければ幸いです。

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