日本とアジアと世界に仕える Japan Alliance Christ Church
日本同盟基督教団 教団事務所 

「都市伝道のために祈り手と働き人を求めています!」

「都市伝道のために祈り手と働き人を求めています!」
伝道部長 三浦陽子(安中聖書教会牧師)

「東京での新しい開拓教会はいつ、どこで始まるのですか?」昨年のある日、私のところに来た問い合わせです。それは、「都市伝道理念2020」(2020年12月発行)を世の光紙と共に紙面で同盟基督教団の皆さんに配布した直後のことでした。都市での開拓伝道の開始が待たれていることを知りました。
伝道部では、日本国内宣教のために「1億2千万宣教」「全県に同盟の教会を」とのスローガンのもとに、日本に福音を満たす働きをしてきました。そのひとつとして、新しい都市開拓伝道があります。しかし、東京にはすでに教会があります。ならば、どうして都市開拓のビジョンがあるのでしょう。それは、都市部には多くの人が住んでいますが教会数が少ないのが現状だからです。また、コロナ感染拡大のために都市部の人口は減ったのではないかという印象がありますが、実際のデータでは、東京の21区(2区のみ減少傾向)の人口は増えていて東京都の人口は増加しています。今回の都市開拓は、人口が増加している区内での開拓を考えています。
都市伝道の特徴的なキーワードのひとつは、「あらゆる領域」です。それは、あらゆる領域に福音を届けるということです。これまで通りに、もちろん一人ひとりに福音を届けることは変わりませんが、今まで届いていなかった「領域の人たち」(グループ)を捜して見つけ出して、福音を届けることを意図しています。「人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。」(ルカの福音書19章10節)。
また、このあらゆる方々に届くために、今回の都市での開拓伝道は宣教チームで行うことを視野に入れています。ひとりで、ひと家族だけで開拓をスタートするのではなく、ゆるされる限りチームを建て上げるのです。チームには、様々な賜物が用いられる豊かさや広がりがあり、そこに主にある素晴らしさがあります。それぞれの賜物が用いられるチームワークで、1人でも多くの人に福音を届けます。年齢、性別、経験、人種などを越えてチームを作ることができたら、より豊かな宣教チームとなるでしょう。ある人は専属で、ある人は他の働きを担いながらも可能です。従来の型にはまらず、自由な発想と創造力で楽しい宣教チームが出来たら心強く、力強いです。この宣教チームでの働きに興味を持たれる方がありましたら、伝道部までご連絡ください。ぜひ、働き人になってください。主の御前で準備万端!と言える祈りの準備を、さらに共に積んで行きたいと思います。ぜひ、都市での開拓伝道のためにお祈りください。
「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てにまで、わたしの証人となります。」(使徒の働き1章8節)。

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