2024年11月28日
私が生まれてからずっと通っている新潟の五十嵐キリスト教会は、日本海と新潟大学の近くにある教会です。大学生伝道のために建てられた教会という経緯を持つ当教会。長い歴史の中で沢山の学生が訪れ、旅立って行きましたが、今も学生のためにという教会の意識は変わりません。現在私が部長をしている新潟大学の聖書研究部やKGKのイベントにも何度も使わせてもらっています。20人程度の小さな群れであり、今はコロナウイルスの影響で飲食を伴う集会もできません。しかし子どもが少ないながらも続けられている教会学校や金曜日の聖書を読む会、土曜日の地域の子どもたちを集めた勉強会、新潟大学聖書研究部との連携など、できることを地道に行い前進しています。
少し教会の紹介からは外れますが、私の所属する新潟大学聖書研究部についてもお話したいと思います。ここは全国でも珍しい(と思われる)ノンクリスチャン学生の多い聖研ですが、現在当教会の牧師である下川友也先生も毎週ズームで活動に参加するなど、強い関わりを持っています。一昨年度には新大聖研のメンバーであったノンクリスチャン学生も1年の教会生活を経て、救いへと導かれました。
地方教会の宿命とも言うべき課題ですが高齢化や若者の減少が起きています。特に新潟は若年層の流出が激しい地域ですので学生も卒業後にほぼいなくなってしまいます。ですが大学の近くにある教会として主が用いてくださっていることに違いはありません。これからもみこころにかなう、五十嵐キリスト教会らしい歩みを続けられるよう願っています。