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日本同盟基督教団 教団事務所 

青年部 青年宣教シンポジウム開催!

青年部 青年宣教シンポジウム開催!
青年部員 大坂ヨシア(桜が丘キリスト教会牧師)

青年部主催による青年宣教シンポジウムが4月30日にZ00mにて行われました。「青年の声から考えるこれからの教会」をテーマに、同盟基督教団の教会に通う青年たちに向けて青年宣教アンケートをオンラインで事前に実施し、80名を超える回答を集計しました。青年だけでなく、教職者や宣教師、信徒の方々の参加があり、当日の参加人数は40名を超えました。
初めにグループに分かれて自己紹介を行い、自分の教会の青年の活動や課題を共有しました。教会に青年が少なく、活動できていないことが課題と感じる方もいれば、青年の人数は10名を超えるけれども、一人ひとりにどのように寄り添っていくことができるかが課題と感じている方もいました。さまざまな状況に置かれている中で、午前は「青年の信仰が励まされるとき」、午後は「青年がつながる教会」について参加者とともに分かち合いました。
それぞれの内容に関して、事前のアンケート結果を共有した後、参加している青年たちから、教会から励ましを受けた証や教会に導かれ、定着に至るまでの生の声を届けてもらいました。その後、グループに分かれて恵みや課題を話し合いました。特に教会につながる青年たちの声には「教会の中で『覚えて祈っているよ』と声をかけてもらえること」や「実際の辛い状況に寄り添ってくださる方がいたこと」に励ましを受けたという意見がありました。
グループディスカッションでは、それぞれの教会の実情や取り組みについて率直に聞くことができ、気づきが与えられたことに実りがあったと参加者からの感想が寄せられています。
今回のシンポジウムを通して、青年に関心を持って祈り備えることや新しく青年が来た際に、教会全体で歓迎しようと決心された方もいます。また、青年宣教への学びを通して、中高生への宣教やSNSを通しての伝道など、さらに広く、深く宣教への関心が起こされました。
青年の声に聞き、青年とともに考えることは青年たち自身にも新たな発見となり、教師や信徒たちの率直な意見によって教会間の交わりも生まれました。このシンポジウムが単なる学びで終わるのではなく、青年宣教への教会間での協力、さらには青年たちや若い世代を迎える教会となるための一歩を踏み出すきっかけとなることを期待しています。
次号では青年宣教アンケートの集計結果を抜粋してお伝えいたします。

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