爽やかな秋晴れの2022年11月6日、豊田神池キリスト教会は宣教開始から35周年を記念する礼拝をささげました。
今回は2002年から2009年まで当教会の主任牧師であった細谷潔師をお招きしました。エペソ人への手紙4章16節から「愛のうちに建てられる」と題してみことばを取り次いでくださり、かしらであるイエス・キリストと、関節である聖霊の神さまの働きによって教会が建て上げられることを語ってくださいました。
現在の教会には、細谷先生が主任牧師であった頃から集っている方もいれば、今年から新たに集っている方もおられ、それぞれが全く違うバックグラウンドを持っています。ここ数年を見るだけでも教会の雰囲気は少しずつ変化しています。そのような状況で細谷先生を通して上記のみことばが語られたことは、教会にとって非常に良い機会でしたし、必要なみことばを神さまが与えてくださったのだと思います。
礼拝の中では細谷先生が赴任されていた当時役員であった方による証しもありました。当時の写真も見ながら、教会が今に至るまでに様々な道を通ってきたこと、時には人間の目に不可能に思える状況であっても神さまの力強い導きがあったことなどの恵みを証ししてくださいました。
礼拝後は有志の方々と懇談の時を持ち、当時を振り返りながら話に花が咲きました。細谷先生の「私は教会の方々に育ててもらいました」、「伝道は結局人と人との繋がりから始まります」という言葉が印象に残っています。
次の教会の節目としては40周年があります。何を目標にすべきか、教会は現状で何をすべきかなどを模索中であり、今後も挑戦と修正を繰り返していくでしょうが、いつもエペソ4章16節を念頭に、祈りつつ歩んでいきたいと思わされた幸いな主日でした。