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日本同盟基督教団 教団事務所 

東北宣教プロジェクトニュース 2023年8月

東北宣教プロジェクトニュース
「恵みの家として〜震災から12年目の被災地で〜」
齋藤満(グレイスハウス教会牧師)

「まことに私のいのちの日の限りいつくしみと恵みが私を追って来るでしょう。私はいつまでも主の家に住まいます。」(詩篇23篇6節)
いつも東北宣教プロジェクト・グレイスハウス教会のためにお祈りとお支えを心から感謝いたします。昨年12月から新会堂の運用が始まり、今年4月22日に主にある兄姉とともに喜び溢れる献堂式を行えた恵みを心から感謝します。
新会堂の運用がはじまり、教会員がそれぞれアイデアと責任をもって働きを立ち上げようとしています。一例として、ウォーキング教室、ママ会(不定期)、手芸教室、ふまねっと運動&お茶っこ(牧師主催)がすでに始まっています。また今後子ども会、三浦綾子読書会などの定期・不定期の開催準備も進められています。イベントを行うことが目的ではなく、そこでそれぞれがタラントを用いて伝道することを目的としています。
イースター、またペンテコステの礼拝には地元の方が複数参加され、また毎週の礼拝にもちらほら出席者が与えられはじめています。それぞれの立場、それぞれのライフステージにある人に届く福音。それだけの広がりと深さのある福音=良き知らせを、まず私たち一人ひとりがよく理解し、喜んでお伝えしていく。それが目下の課題です。
震災から12年。亡くなる方、疎遠になる方が増えていく中で、教会員一人ひとりが「地の塩」「世の光」として歩み、神の恵みの家(グレイスハウス)である教会に、地元の人が一人また一人と加わればと願っています。

冒頭のみことば、おそらく23篇では1節がよく愛唱されると思います。しかしこの6節こそ、私たちの応答と決意を表すことばとして愛唱したいと願わされます。主についていく時、時に死の陰の谷を歩むような日もあります。それでも主に信頼し歩む時、いつくしみと恵みが私たちに追いすがるように私たちを満たしてくださる。だから信仰者ダビデは「私はいつまでも主の家に住まいます!」と応答のことばでこの詩を閉じるのです。この恵みの家=グレイスハウスが被災地、過疎地の闇に輝く希望の光であることを願うばかりです。

【祈 る】①地元の方が救われるように。これまで多くの祈りが積まれ、福音が語られてきました。主の収穫が始まるように。②長期の働き人(宣教師、教会スタッフなど)、また継続的に来てくださる宣教チームが増えていくように。③経済的自立をし、新たに教会を生み出していけるように。
【送 る】ふまねっと体操後のお茶の時間の茶菓や、訪問用のお菓子:賞味期限が長いもの、個包装のもの等少量からお受けしています。【宛先】〒022 ー0006 岩手県大船渡市立根町字関谷6-3 齋藤 満まで
【参加する】 宣教チームの受け入れを再開しています。新会堂で寝泊まりができます。まずお問い合わせください。
【移住する】 教会とともに歩み、教会を支え、宣教に従事する方、随時募集中。定年後の方、また田舎に住みたい若者、移住希望者募集中!今都市部から大船渡に移住すると、最大100 万円(諸条件あり)の補助金をいただけます!
【献げる】年間のTSP 献金目標額365 万円( 月額約30 万円) です。6月末で期待値約182 万円に対し、1,752,541円が献げられ、感謝いたします。お献げくださるお一人お一人と諸教会に感謝申し上げますとともに、なお一層のお献げ物をもって、TSP の働きをお支えくださいますようにお願いいたします。

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