主の恵みの中で、皆さまの祈りと尊いささげものによって働きが支えられていることを心より感謝いたします。
6月19日に関西宣教区レベル開拓教会である岩出みのりチャペルの開所式が行われましたので、恵みの報告をさせていただきます。会堂のスペースの関係で、当日現地での参加は25名限定となりましたが、オンライン配信を通して多くの方が参加してくださいました(7月12日時点での視聴回数は480回)。配信のためにご尽力いただいた先生方にも感謝いたします。
式では、まずは関西宣教区開拓伝道委員長の松田吉広先生より、これまでの主の導きの経過報告がなされました。続けて教会設立式を関西宣教区長の吉田篤先生が、牧師就任式を関西宣教区担当理事で伝道局長でもある三浦陽子先生が、それぞれ執り行ってくださいました。また、副理事長の吉持日輪生先生が、イザヤ書51章1〜3節より「楽しみと喜び、感謝の歌声」と題し、メッセージを語ってくださいました。
岩出みのりチャペルが、また仕える中村夫婦が、主によって切り出された岩として削られ磨かれて、主の栄光を輝かせる器として用いられ、やがて教会が楽しみと喜び、感謝の歌声で満たされる場所となり、和歌山県全体に恵みがあふれていくことを期待するとのみことばの励ましをいただきました。主が霊的みのりを備えてくださることを信じ、誠実にお仕えしていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2023年6月19日(月)10:30-11:45
【Youtube配信用URL】
https://youtube.com/live/1Dp8xB9amZQ?feature=share
スペースの関係で、みなさんに現地に来ていただくことはできませんが、
関西宣教区の祈りと準備が積み重ねられてきた岩出みのりチャペルの開所式です。
ぜひ、オンラインでご参加ください。(関西宣教区 開拓伝道委員会)
私は、長年お仕えする教会の、整えられ恵まれた環境の中で信仰生活を送り、信仰者として養われ、牧師としても育てていただいたことを心より感謝しています。数年前より、エレミヤに呼びかけられた主の御声がずっと耳を離れず、私にはマケドニアの叫びのようにも聞こえてきました。
「わたしがあなたを遣わすすべてのところへ行き、わたしがあなたに命じるすべてのことを語れ。」(エレミヤ1章7節)
このみことばに迫られ、夫婦で祈り合い、心を合わせ、教会の理解をいただいて、主が入り用とされる新しい働きの場が示されることを期待し、2023年春の予定での転任希望を教団理事会に提出しました。和歌山開拓については宣教区の一員として、「良い人材が与えられるように」と祈っておりました。ただ、自分自身の今後の働きの場として思い浮かべたことはほとんどありませんでした。ところが、宣教区で共に準備を進める中で、「えっ!? ひょっとして、私が招かれているのか?」と思えるようなことがいくつもあり、「開拓という可能性もあるのだろうか?」という思いが心の片隅に与えられるようになりました。主が備えてくださったものと信じます。
教団理事会より、和歌山開拓の担当者としての祈りの要請を受けたのはそんな時でした。2023年春からの導きを夫婦で祈り求めてきましたが、私がずっと心に留めていたのは(その思いは献身以前からのものですが)、神さまがお立てになった権威を尊重し従うことによる祝福です。ですので、教団全体の祈りの中で選ばれた理事の先生方が、理事会としての祈りの中で示されて提案してくださったことであるならば、私はそれを主の導きと受けとめて、喜んで従っていきたいと思います。
私のような者に何かができるなどとは思っていませんが、主が導かれるのなら、必ずや主が責任を取って祝福して下さることを信じています。すべての主権は神様にありますので、先のことは人間には分かりませんが、私としては残りの人生をすべて使う覚悟です。そして、石ころからでもアブラハムの子孫を起こすことのできるお方に信頼し、和歌山開拓の働きに向かっていこうと思っています。
関西で生まれ育った私が、続けて関西の地で用いていただけるのも光栄なことですし、慣れ親しんだ関西宣教区の皆さんと宣教区レベル開拓としてご一緒に取り組んでいけることもとても感謝です。また、教団に与えられたビジョンのもと、教団全体の祈りの中で準備されてきたこともとても心強く感じます。これからも、主にあっていろんなかたちで応援していただきますように、どうぞよろしくお願い致します。