日本とアジアと世界に仕える Japan Alliance Christ Church
日本同盟基督教団 教団事務所 

―教会教育部「大人と子ども一緒の礼拝」を考えるオンラインカフェ報告―

―教会教育部「大人と子ども一緒の礼拝」を考えるオンラインカフェ報告―
主は礼拝の場に子どもたちがいることを願っておられる
教会教育部部員 田村尚美(朝霞聖書教会)

「イスラエル全体が、主が選ばれる場所に、あなたの神、主の前に出るためにやって来たとき、あなたはイスラエル全体の前で、彼らの耳にこのみおしえを読んで聞かせなければならない。民を、男も女も子どもも集めなさい。あなたの町囲みの中にいる寄留者も。彼らがこれを聞いて学び、あなたがたの神、主を恐れ、このみおしえのすべてのことばを守り行うようにするためである。」(申命記31章11〜12節)

昨年11月14日に「大人と子ども一緒の礼拝を考える」オンラインカフェを開催し、教職夫妻を対象に部員含めて17名が集いました。お忙しい時間帯にもかかわらず、子育て世代の教職ご家族も複数お顔を見せてくださいました。このカフェは、教団の中で大人と子どもが一緒に礼拝をしている、あるいは将来的にそのような姿を目指している教会の現状を知り励まし合うことを目的として持たれました。元々アンケート調査によって現状を把握できればと考えていましたが、それぞれの教会で仕えておられる先生がたから直接お声を伺いたいと願い、オンラインでの開催が実現しました。
はじめに、教会教育部部長の本澤師よりいくつかの聖書箇所が開かれました。冒頭のみことばはその中の一つですが、聖書の語る礼拝の場にはいつも大人とともに子どもたちが一緒にいたこと、また主ご自身が子どもを特に意識して招いてくださっていることがわかります。礼拝の場に子どもたちがいることは何より主が願っておられることでした。その上で、なぜ今の教会が「大人と子ども一緒の礼拝」を考える必要があるのかを知る手がかりとして、2つの点が紹介されました。1つは英国で始まった日曜学校運動について、もう1つは教会内における世代別の複数の礼拝と文化が結果的には信仰継承のマイナスとなった歴史です。これらを踏まえて今こそ共同体の礼拝に子どもたちを取り戻したいこと、そのために「大人と子ども一緒の礼拝」を具体的に考える機会とすることを確認しました。
その後、参加者それぞれの教会の経緯と現状、工夫や課題を紹介していただきました。今回は全体での分かち合いとしたため、お1人に話していただく時間には限りがありましたが、それぞれご経験や現状を率直にお話くださったことで多くの教会の取り組みや課題を互いに共有することができました。それらは非常に興味深く、質問も多く寄せられました。長きに亘(わた)り大人と子どもが一緒に礼拝することを大切にしてきた教会、近年(ここ1〜10年ほど)で共に礼拝する(あるいはそれを意識する)ようになった教会、今はそうではないけれど将来的に一緒に礼拝することを祈り学びたいと願う教会、一緒に礼拝することを願うからこそ教会学校の持ち方を試行錯誤し、工夫している教会とさまざまでした。なかにはご自身が幼少期から大人と一緒に礼拝する中で歩まれてきたご経験から、子どもへの配慮の必要性をお分かちくださる先生もおられ、それぞれとても貴重なご意見でした。また願いつつもカフェへの参加がかなわないなかで文書にてご自身の教会の現状をご紹介くださった先生もおられ、感謝なことでした。
「大人と子ども一緒の礼拝」については今後も続けてこのような機会を持つことを願っています。カフェ参加はむずかしくても、このことに関する取り組みの情報提供などいただける教会はぜひ公式メール(kyokaikyoikubu@gmail.com)にお寄せください。
お待ちしています。主のみこころを求めて取り組まれる諸教会の上に祝福がありますように。

Print Friendly, PDF & Email