久留米聖書教会は1977年に初めての礼拝を行ったときから、東京都東久留米市で礼拝を重ねてきています。当初は、同市内にあるCAJ(クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン)という宣教師の子どもたちのための学校の一室を借りて礼拝を行っていましたが、2000年に現在の会堂を取得しました。
教会の歴史の中では、多くの方々が礼拝に集っていた時期もありましたが、現在は牧師家族を含め10名ほどで礼拝を守っています。特にこの1〜2年で、長く教会を支えてこられた高齢の教会員たちが天に召されたり、介護を受けるために引っ越されたりすることが続きました。私たちは天で再会する希望を持っていますが、毎週の礼拝をともにしてきた兄弟姉妹たちとの地上での別離は、いつも寂しさを覚えるものです。
その一方で、昨年は高校生が洗礼の恵みに与り、教会は喜びにわきました。また平日に行われる子ども向けの英語クラスや、ジョイクラブ(教会学校)には平均で10名ほどの小学生とその保護者たちが集っています。英語を教えるのはTEAMの宣教師ですが、クラスの運営は保護者の方々が自主的に行ってくださっています。私たちはこの子どもたちと保護者の方々が、イエス・キリストを信じる信仰に導かれることを願っています。
久留米聖書教会は今、世代交代の時期を迎えているのかもしれません。信仰の先輩たちが教会から去られることに、不安を覚えることもあります。しかし主なる神さまが、新しいことを初めてくださることを期待しています。与えられている様々な交わりを大切にしつつ、新たな出会いも神さまに願い求めています。