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日本同盟基督教団 教団事務所 

フロンティア2024 青年宣教大会感謝報告

フロンティア2024 青年宣教大会感謝報告

大会実行委員会 副実行委員長・青年部部長 小川真(国立キリスト教会牧師)

教団のみなさまの祈りに支えられ、フロンティア2024青年宣教大会が大きな祝福のうちに開催されました。会場の国立オリンピック記念青少年総合センターに、参加者・奉仕者・D‐kids参加者合わせて584名が集う祝福の大会となりました。みなさまの祈りと献金とご協力に深く感謝いたします。

大会初日。会場には諸教会から送り出された青年たちがあふれました。最初は緊張しつつも、ともに賛美を献げ、ともに交わるなかで打ち解け、笑顔が広がっていく青年たち。いつしか真剣に分かち合い、祈り合う姿があふれました。青年たちが出会った信仰の友は、生涯の財産です。

そして主は、青年たちに深く語りかけてくださいました。立てられた講師による渾(こん)身のメッセージ。心刺される青年たち。期間中、3 回の招きの時があったのですが、信仰と洗礼と献身への招きに本当に多くの青年が、それも次々と立ち上がっていく様子に、私は心震えました。特に大会3 日目の夜、洗礼の招きに応答したある青年は、大会で主に語られたことを振り返って、こんな分かち合いをしてくれたのです。「これまで自分の中には空洞があって、何を入れても満たされず、こんな罪深い自分を救ってくださいと言っても良いのだろうかと悩んできました。でも十字架のイエスさまが情けない自分に御手を伸ばしてくれていることを信じました。洗礼の招きに手を挙げました。これからは自分を満たすのではなく、他者に仕えていきたいという思いが与えられました」と。涙とともに祈りました。他にも、多くの青年がイエスさまを信じたい、献身して教会に仕えたい、あの友人に福音を伝えたいと立ち上がったのでした。まさに教団全体の祈りに守られた大会、豊かな実りの大会となりました。
フロンティア・スピリットとは開拓者精神ということですが、まさに今回、青年と教師がともに実行委員として仕える新しい大会ともなりました。そして実に若い力が光りました。広報チームが若い感覚でSNS などのメディアを用い、新しい領域を切り拓いてくれました。多くの参加者が与えられ、一体感のうちに大会を始めることができました。またプログラムチームは、柔軟な発想で楽しく斬新なプログラムを考えてくれました。青年自身が伝道のアイデアを考えていく、主体的な大会となり感謝でした。中高生チームも、普段からキャンプ伝道に関わるメンバーを中心に、中高生を近い距離で励まし、楽しいプログラムを考えてくれました。新しい実行委員会スタイルで、手探りの難しい奉仕のなか、力を尽くして奉仕を献げてくださった青年実行委員メンバーに心から感謝をしています。

最後に、改めてフロンティアのために、祈り、献げ、ご支援くださった教団のみなさまに心から感謝をいたします。これからも青年たちの救いのため、成長と献身のため、ともに仕えさせていただきたいと願います。

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