1 0月1日〜3日、私たちはこのテーマのもとに集まり、秋の研修会を持ちました。今年は国立女性教育会館を会場に、のべ2 5 0名が集まりました。プログラムとしては大きな柱を2本立て、1本目は、外部講師として松本雅弘師( カンバーランド長老教会高座教会で3 7年牧会。今春より中会神学教師、あさひ教会協力牧師)をお招きし、前述テーマで講演をいただくこと。2本目は、吉持日輪生理事長による所信表明を受け、教団を知ること、これに続く笠川路人師による教団の教勢分析と5名の先生方による「これからの教団」への発題を受けることに注力しました。
1本目の流れでは、Ⅰ テモテ4章1 6節のみことばを土台に2回の講演をいただき、特に牧会者のセルフケアについて学びました。その後、全体を4 0のグループに分け、内容を分かち合いました。今回は世代的に近い者たちで集まり、同労者仲間の声を聞く機会を得ました。大人が集まる空間には小さな子どもたちも一緒にいてもよい空間が用意され、子育て世代には好評でした。
2本目の流れでは、小川真師、金周煥師、金やすみ師、小山望師、吉持尽主師から、それぞれ青年宣教、地方伝道、女性教職、開拓伝道、教団を超えたつなががり、教団のスローガン等についての発題を受けました。常任書記の山村諭師は、これらを考える時代が来ているとまとめました。その後の聖会は、戦後の日本を生きてこられた増山毅師によるみことばの説き明かしでした。今も現役で神と教会にお仕えする師の、宣教にかける情熱によって、今大会のテーマを補完していただきました。
開会礼拝は吉持理事長から「わたしの子羊を飼いなさい」、派遣礼拝は藤田敦副理事長から「権威あることば」と題して、終始、みことばの励ましをいただきました。自由時間には4本のオプションプログラムもあり、横にもネットワークを広げました。全体としては、参加者たちが自己のケアと宣教について思い巡らす、豊かな研修会となりました。