ガチャにドライブにスポーツ観戦、そして盆栽・・・。昨年の10月に行われた教会フェローシップでは、教会員の趣味や最近はまっていることを分かち合いました。コロナ禍以来久しぶりの教会全体での食事の交わりをともにし、教会員が「一つとされる」大切さを感じた集会でした。
石神井福音教会は、1977年TEAMのストローム宣教師ご夫妻とスプリンガー宣教師ご夫妻による家庭集会から始まりました。現在は畑中洋人牧師と河野優協力教師のもと、毎週70名ほどが礼拝に集っています。新しく来られる方も与えられていることはとても感謝なことです。
教会の歩みを振り返ると、そこに神さまの導きがいつもあることを思わされます。会堂返済は何度も危機に直面しましたが、その都度神さまが知恵と恵みを与えてくださり、31年間一度も滞ることなく2017年に銀行、2021年に教会債の返済を終えることができました。そして昨年、宗教法人を取得し、新たな歩みを始めたところです。石神井福音教会も他の教会同様、高齢化対応や少子化による青少年の減少など、課題はあります。しかし教会墓地の移転や会堂のリノベーションなど、教会の歩みは少しずつでも確実に前進しています。
「私はあなたのみことばが見つかったとき、 それを食べました。 そうして、あなたのみことばは、私にとって 楽しみとなり、心の喜びとなりました」(エレミヤ書15章16節)。今年度の教会テーマ聖句です。良い時も試練の時も主がともにいて、みことばをくださること、それこそが真の喜びであることを味わいながら、神さまがこれから石神井福音教会にどのような恵みを与えてくださるのか期待して歩んでいきたいと思います。そして、教会のビジョンでもある「石神井地域10万人の祝福の泉となる」よう、これからも福音の証をし続けていく教会でありたいと思います。