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町田南キリスト教会 教師派遣制度を利用した修養会の報告

教師派遣制度を利用した修養会の報告

町田南キリスト教会 牧師 住友曉

2024年9月22日、私たち町田南キリスト教会は、主日礼拝の後、愛餐会を挟んで午後の「秋の教会修養会」を開催しました。今回は、教会が筒井洋輔師の兼任期間にあったとき、幾度となく礼拝説教を担ってくださった山田洋一師(支援教師)に礼拝と修養会の講師をお願いしました。
礼拝ではルカの福音書11章5〜8節より「祈りの真実」と題してみことばを取り次いでくださいました。真夜中に扉を叩き、「友人のためにパンを三つ」と具体的に求めた人のように、私たちもまた大胆かつ具体的に課題を挙げて祈り求める必要があると示されました。
修養会では、Ⅱコリント12章7〜10節より、「自分の弱さと向き合うために『アドラー心理学からの劣等感の聖書的克服法』」と題して、お話しいただきました。
「承認欲求から解放され、嫌われる勇気を持つ」、「劣等感は主観的な事実ではなく、客観的な解釈である」、「劣等コンプレックスは自分が劣った存在だと言い訳をし、為すべき現実から逃げる生き方である」等々、ドイツの心理学者であり精神科医であったアルフレッド・アドラーの言葉と、自分自身が持つ肉体的棘から来る劣等コンプレックスから解放されたパウロの姿とが重ね合わされ、「自分の弱さに真正面から向き合う時こそ、神さまの恵みがわかり、強さへと変えられていくのだ」と語られました。
「弱さを抱えつつも、神の豊かさの中に生かされている自信とプライドを生きよう」、「信仰生活は、神の恵みの中に今生かされているという自己認識を生きることだ」と、大いに励ましをいただき、幸いな主日となりました。

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