2025年9月8日
中原キリスト教会は東京都調布市深大寺に所在していますが、ではなぜ「深大寺」ではなく「中原」キリスト教会なのかといえば、その理由は当教会の歴史にあります。当教会は1961年に三鷹市中原にある村山兄の家庭集会から始まりました。その後に、中原と深大寺の境目にある手ごろな物件が売りに出たので、その家を購入して教会堂に改造しました。当教会の創立者である村山宏平兄とその息子の唯一兄が大工さんだったので、彼らの活躍で普通の住宅が立派な教会堂に生まれ変わりました(正確には、1階が牧師館で2階が礼拝堂です)。その後も、村山兄親子だけでなく、教会員のみなさんがそれぞれの賜物を生かして礼拝堂をさらに発展させてきました。とりわけ思い出深いのは、天に召される直前に唯一兄が完成してくださった内階段です。この階段ができたおかげで、高齢の教会員の方々が安心して礼拝に来られるようになりました。もう1つは美濃部早苗姉がゼロから勉強して作ってくださった2枚のステンドグラスです。この教会は、教会員のみなさまの思いが詰まっています。