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同盟基督教団青少年宣教の「今」 青少年宣教アンケート報告④

同盟基督教団青少年宣教の「今」

青少年宣教アンケート報告④

青年部部員 武田将幸(文京台レインボー教会牧師)

青年部が昨年実施した青少年宣教アンケートの中で、「教会に集う青少年たちが教会につながり続けるために『教団または青年部に』期待することは何ですか?」という質問をしました。今回はその質問の回答をご紹介します。
まず多かったのは、「青年の交わりの機会の提供」です。青年集会の開催という意味もあると思いますが、「キャンプなどで知り合った友達とSNSで励まし合うシステムが必要」「定期的に集まるオンラインの小グループ」「デボーションの分かち合い」など、ネットなどを活用した継続的な交わりの機会の必要性があることが分かりました。また、「青年宣教の情報提供」もそれに次いで要望が多かったです。確かに、主催者がそれぞれに発信している青年向けの集会やセミナー情報などを一気にまとめて見ることができるサイトがあれば便利かもしれません。
また、「青年宣教のサポート」が必要という声も多かったです。「メッセンジャーを送って欲しい」などの人材的なサポートの必要もあれば、多かったのは金銭的なサポートがあれば助かるという声でした。昨今の事情から、キャンプ参加費も高騰していて、主催者にも参加者にも負担がかかっているという切実な事情がうかがえました。
その他には、「セミナーや青年世代に特化した学び提供」、「青年だけではなく青年宣教に携わっている教師たちの交わり」、「牧師子弟の励まし」などがありました。
アンケートの結果を受けて、私が想起したキーワードは「継続性」でした。青年部では集会やキャンプを開催し単発的に青年の信仰を燃やす働きはしていますが、果たしてその後のフォローはできているだろうか。青年の「日常の信仰」の歩みでその火をくすぶることなく灯せるようサポートできているだろうか。そのようなことが問われました。

 

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