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2026 年世界宣教大会 開催決定!

「ともに集う幸せを世界宣教大会で」

2026 世界宣教大会テーマ
「風は思いのままに ~我ら、聖霊を信ず~ 」
 “ 風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか
分かりません。御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。” ヨハネの福音書3章8節
2026世界宣教大会実行委員長 西村敬憲(西大寺キリスト教会牧師)

世界宣教大会を来年8月11日〜13日に開催する準備を実行委員会で進めています。教団全体の大会としては、2014年に川崎で行った第3回世界宣教大会以来です。実は、2021年に静岡県で行う予定だった宣教130周年記念大会はぎりぎりの時期まで悩みぬき、感染症対策のためにやむを得ず会場をキャンセルして全オンラインでの開催に切り替えました。講演も分科会もオンラインで行ったことは、大きなチャレンジとして意義あるものとなりましたが、もどかしさは残りました。そして、感染症法上の位置づけが変わって、青年層と中高生、キッズを対象としたフロンティア2024青年宣教大会は、なお感染症との戦いはありましたが、集まって、一緒に過ごすことのすばらしさを参加者も奉仕者も味わいました。さらに各地でのキャンプの再開も始まり、対策に苦慮しながらもそれを上回る喜びと、ともに過ごす経験の大切さを痛感してきました。
そして、ついに念願の全教団的大会として世界宣教大会の開催を迎えることができます。この大会に参加することのすばらしさを3つあげてみます。
1つ目は、私たちの教団の全教会が集まることができることです。宣教区、あるいは国も越えた出会いがあります。あいさつすることから分科会での交わりなどを通して、祈りのネットワークや世の光紙などで読んでいた教会が身近になるでしょう。普段の教会では、同年代や共通した仕事や興味のある人が少なくても、大会での1500人以上の人との出会いは、励まし合えたり関心を深めたりするきっかけになるはずです。
2つ目は、私たちの教団の宣教を知ることができます。国外宣教、国内宣教といったさまざまな同盟基督教団あげての働きに、支援を通して自分も参加していることの意味が、具体的にわかるでしょう。現地で働いている様子、まわりにいる人の姿をいろいろな方法で見聞きできます。これまで続けてきた祈りと国外宣教献金や国内宣教献金が自分から離れた所でこんなにも役に立っているのだと知ることで、いっしょに宣教をする意味と可能性に納得できると思います。
3つめは、自分の信仰生活に元気が出ます。宣教とは、教会のすべての人が招かれているものです。ですから、私たち一人ひとりがイエスさまから何を望まれているかを知り、それに応えて行くのかが見えてくることは元気につながります。
そのためにいろいろなプレゼンテーションを通して、さまざまな宣教のかたちとその広がりを分かち合えるように準備をしています。自分が職場や学校、家庭に遣わされているのはどんなイエスさまのみこころがあるのかを問いかけられ、将来のことや教会での奉仕にも、いろいろな可能性を見聞きし、交わりを通してやってみたいこと、できそうなこと、興味を持ったこと、気づいたことをそれぞれの教会や家庭に持って帰れたらよいと願っています。教職者も信徒も区別なく自分の将来をイエスさまに委ねていく大会になるでしょう。ぜひ、今から参加のために祈ってください。

 

「世界宣教大会の拠点へ」

2026世界宣教大会実行委員会委員 大坂ヨシア(桜が丘キリスト教会牧師)

2026年の世界宣教大会の会場が茨城県つくば市の「つくば国際会議場」に決まりました。国際会議を行うことのできる設備と、子ども集会のできる多目的な集会場を兼ね備えています。秋葉原駅からつくばエクスプレスで1時間ほど、JRでは土浦駅から路線バスに乗り20分ほどでつくばセンターまで来ることができます。周辺には緑豊かな公園や大型の駐車場があり、地方にありながらも電車でも車でもアクセスしやすい場所となっています。会場周辺には多くの宿泊施設がありますので、参加を予定されている方はぜひ今から宿泊されるホテルをチェックしてみてはいかがでしょうか。
世界宣教大会実行委員会が発足し、まず求めていたものが大会の会場です。特に4つのポイントを持って会場探しを行いました。①全国から集いやすく、②1000名以上が集えるホールを持ち、③子どもたちも安全に過ごせる集会スペースがあり、④分科会会場となる部屋を数多く備えた施設。しかし、これらのポイントを満たし、予算に見合う場所はなかなか見つかりませんでした。予約できる施設が見つけられず、大会日程をお盆の時期から開催時期を遅らせる案も出始めた中で、都心から1時間、羽田空港からも2時間以内というアクセスの良さで、つくば国際会議場が候補に挙げられました。
委員会で下見に訪れた際に、まず目に入ったのは、会場の中心にある大階段。洗練されたデザインで、国際会議の集合写真の撮影ができるように作られていました。そして広く全体を見渡しやすい扇形のメインホール、アレンジしやすい会議室、清潔なお手洗いまで、訪れる方々が快適に過ごせるような配慮の行き届いた会場となっていました。駅から遊歩道を歩いて10分ほどですが、バスも利用することもでき、使いやすい会場という感想が委員たちから出ていました。
世界宣教大会の開催にあたり、講師や分科会という中身(ソフト)と食事や施設の環境(ハード)について、様々な議論を重ねながら用いられるように準備を進めています。宣教協力のきっかけとなる出会いや交わりは、思いを持って大会に参加し、施設を利用する方々(ユーザー)がいてこそ豊かに与えられることでしょう。
周辺施設の利用の可能性も探りながら、大人だけでなく、子どもや中高生や青年たちにも、それぞれの集会を通して出会いと交わりが生まれることを願っています。実行委員会だけでなく、様々な局・部・委員会と、協力、連携を持ちながら大会に向けて準備しています。また、当日は多くの奉仕の担い手が必要となります。ぜひお力を貸してください。そして参加者となって、この大会を宣教協力の拠点として用いてください。

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