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日本同盟基督教団 教団事務所 

家庭教育部 「プリペアー・エンリッチ ファシリテーター養成講座」に参加して

家庭教育部 「プリペアー・エンリッチ ファシリテーター養成講座」に参加して
矢田 幹太(佐渡金井キリスト教会牧師)

2018年6月25日(月)〜26日(火)の日程で、プリペアー・エンリッチ ファシリテーター養成講座が教団事務所で行われました。講師は、プリペアー・エンリッチJapanの責任者であり、日本ホーリネス教団 川越のぞみ教会副牧師である西岡まり子師でした。今回、同盟基督教団内から18名の教職、教職夫人が参加しました。そのうち、3組が牧師夫婦での参加でした。
初めに、プリペアー・エンリッチとは、どのようなものなのかを簡単に説明させていただきたいと思います。プリペアーとエンリッチのプリペアーは結婚前の準備のために、エンリッチは結婚した夫婦がもっと豊かな結婚生活を送るためのものであり、それを合体させたものが、プリペアー・エンリッチです。
200問以上の質問に次のように(全くそう思わない・そう思わない・どちらとも言えない・そう思う・本当にそう思う)答えることで、個人の性格、カップルの関係性、強み、成長が必要な領域などが明らかにされます。二人に与えられる質問は、それぞれのバックグラウンドによってカスタマイズされます。性別、年齢、何番目の子どもか、育った家庭内の子どもの数、結婚してからの年数、子どもの数、両親の婚姻の状態、育った家族の状況などです。
そして、その分析は、10のスケール(コミュニケーション・対立の解決・パートナーの性格&習慣・家庭の経営管理・余暇の過ごし方・性的な関係・家族友人・役割と責任・宗教信念)によって、4つの段階(強みの領域・強みになりうる領域、成長が望ましい領域、成長が必要な領域)で判断されます。これがすべてではありませんが、こういった分析データをもとに、ファシリテーターの進行の下、ワークブックのテキストを用いて、二人が率直に話し合い、正誤ではなく、お互いの性格を知り、視野を広げ、より良い関係を目指すのです。
今回、私は、夫婦で参加させていただきました。参加動機は、現在、夫婦関係で悩んでいる方々の手助けができたらという思い。そして、個人的なことですが、結婚25年になり、3人の子どもたちも巣立って行きましたので、夫婦関係を見直したいという思いからです。
プリペアー・エンリッチの素晴らしい点は、何よりも、お互いの性格の違いが分かり、お互いの強み、成長の必要な点が明らかにされることだと思います。自分の性格や夫婦関係の成長が必要な点が明らかにされることは、とても勇気のいることです。しかし、現状に目をつむってしまうならば、より良い関係を築くことは難しいでしょう。
ファシリテーター・マニュアルの中に「結婚ほど難しい関係は、人類には他にない」「二人の人間が、愛し合い、協力し合い、赦し合って、しかもいのちの続く限り・・・家族を築きあげていくには、人並み知れぬ努力が必要だと、どのくらいの人が気づいて、実行しているでしょうか」とありました。本当にその通りだと思います。これを機会に、自分たちの夫婦関係を見直すとともに、また、夫婦関係で悩んでいる方の助け手となり、用いていただけるように励んでいきたいと思います。最後になりますが、このような幸いな養成講座を計画してくださった教団・家庭教育部の先生方に感謝いたします。