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日本同盟基督教団 教団事務所 

教会教育部 《連載》教団の教会教育・現状と提言 感謝と提言① 

教会教育部 《連載》教団の教会教育・現状と提言

感謝と提言①

「『キッズ・ユースミニストリー』という枠組みで考えよう」

教会教育部長 本澤 敬子(国立キリスト教会)

一昨年、教団内のすべての教会に、教会教育に関するアンケートをお願いしました。7割を超える教会がご回答下さり、教団内の教会教育の現状を知る貴重なデータとなりました。心より感謝申し上げます。
教会教育は子どもから大人までの幅広い年齢層が、イエス・キリストと出会い、従う決心をし、生涯を通して主に従い続けるための助けをするものです。それは聖書を学ぶことだけにとどまらず、クリスチャンとの交わりを通して教えられ、励まされること、奉仕の体験・試練や困難を通して経験的に学ばされることなど、多岐にわたります。現在教会教育部は、全世代対象に受洗準備と受洗後のクラスのためのテキストを発行し、教会教育の一部を担わせていただいています。さらに各教会が、次世代をよりよく育て、キリストにあって成長するために、何ができるか模索しています。
今回、アンケート結果をもとに提言を作成し、それらを冊子にまとめて発行しました。各教会に送られていますので、用いていただければ幸いです(ホー
ムページでも公開していますhttps://www.edu-domei.net/ 教会教育部/)。
また、まとめた十の提言をより詳しくご紹介し、皆様にもご一緒に各教会のこれからの教会教育のためにお考えいただきたいと願っています。しばらくの間、部員一同総力をあげて世の光に連載しますので、お読みいただければ感謝です。

■提言①
「『キッズ・ユースミニストリー』という枠組みで考えよう」
◆多様なプログラムで
アンケートでは、まず子ども・ユースへの取り組みについてお聞きしました。ご承知の通り、ほとんどの教会が次世代宣教について危機感を持っています。教会学校をしている教会は全体の8割強、平均人数は半数以上が5名以下です。教会学校全盛期を経験してきた教会も苦戦しています。当然、その上の世代の中高生(ユース)たちの人数も減り、中高科がある教会が6割、そのうち8割以上の教会が5名以下の出席者にとどまっています。
多くの教会が、教会学校だけでは次世代宣教はむずかしいと考え、遊びを取り入れた子ども会を行っている教会が7割あります。一方で、英会話や子育てサークルなど、多様なプログラムを展開している教会は全体の4分の1にとどまります。逆に言えば、様々なプログラムによって福音の種まきができる可能性は各教会にまだ残されているとも言えます。
◆より大きな枠組みで
教会学校は、子弟の信仰継承のためのよりよい聖書教育のために行っている教会が多いようです。各教会集うメンバーは違いますので一概には言えませんが、子弟にはより深い聖書教育を、教会外の子どもたちには福音の種まきをと、両輪で行っているところも増えています。

より広く種をまくためにも、また子弟への聖書教育の充実のためにも、キッズユースは教会学校だけと限定せず、より多くの窓を開きましょう。大きな枠組みで様々なプログラムを展開することで、多様な次世代を丁寧に育てることができます。
◆何人かでも救いに導くために
次世代宣教危機の時代ですが、あきらめることなく教会あげて取り組みたいと思います。労力や費用はかかりますが、祈りつつ福音の種をまき、愛して信仰の成長を励ますとき、必ず主は彼らを主の民として育ててくださるでしょう。希望をもって仕えていきましょう。
「すべての人に、すべてのものとなりました。何とかして、何人かでも救うためです」(Ⅰコリント9章22節)