今年も10月7日から8日の日程で、松原湖研修会に先立ち伝道懇談会が開催されました。94名の参加者がありました。
伝道懇談会は、「研修」と「交わり」を二本柱として行われています。特に「交わり」に力点を置いているのが特徴です。
「研修」のメインは主講演。今年の講師は、国立キリスト教会の嵐時雄先生。昨年宣教研究所(現在の宣教研究部)から発行された『教会の自立に向けての提言』を元にしての講演をしてくださいました。参加前には正直、励ましをいただくよりも迫りや重荷を新たにいただくことになるのでは、と恐れ半分でしたが、自立はまだでも教会は教会という視座から語ってくださった内容は、実に励ましと、自立に向けての示唆に満ちたものでした。
5つの分科会は、どの分科会も時代や教会の実情に即した内容でした。分科会も「研修」の場ですが、講師の先生方の豊富な牧会、宣教の経験からご自分の失敗談も含めてお分かちくださる内容には毎年本当に励まされています。
小グループは少人数での「交わり」の場で、懇談会の目玉の一つです。忌憚のない分かち合い、励まし合いの時として2回(同じメンバーで)設けられています。私は今年新設の、信徒の方々だけのグループを担当させていただきました。具体的な内容は秘密ですが、牧師への優しい思いやり、教会形成や宣教への熱い思いなどがお聞きでき、教会は信徒の方々によって支えられてあるのだ、と改めて教えられる感謝な時でした。
「今年も参加できてよかった」「来年も参加したい」という多くのレスポンスをいただいている伝道懇談会。来年もまた多くの方々の参加をお待ちしています!