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教職教育部 新任教師派遣前研修報告

教職教育部 新任教師派遣前研修報告
教職教育部員 中村 忍(松原聖書教会牧師)

今年の新任教師派遣前研修は、第 71 回教団総会翌日の 3 月18 日㈬朝から夕方にかけて、総会会場である国際ファッションセンター(両国)の 10 階研修室で行われました。

前日の典礼において准允を受けた 10 名の補教師の先生方が参加され、共に研修の恵みに与りました。

講義Ⅰ「新任教師の心得 〜マナーに関すること〜」では、竹下博実信徒理事(静岡めぐみ教会)より、社会人としてのマナーを中心に、新任教師として身に着けておくべき基本的な生活態度や人との関わり方について学びました。

続けて河野優法人事務主事より、「教会の事務管理および教団事務手続き」について学び、具体的な事務手続きについての説明をしていただくとともに、主から委ねられた教会の管理者としての認識を深める時となりました。

また、講義Ⅱ「新任教師の心得 〜牧会に関すること〜」では、笠川徹三先生(墨田教会)が、ご自身の牧会経験をふんだんに取り入れて、主に召されることの尊さについて話してくださり、キリストの奉仕者として、補教師として、家庭を治める者として、社会人として、幅広くそれぞれについての心構えを教えていただきました。

そして最後に、派遣礼拝において、北條輝教職教育部長より、Ⅱテモテ 2 章 1 〜 3 節を通して、キリストの働き人として、主にある恵みによって強くされ、キリストの苦しみを共にすることのできる幸いについて、みことばの勧めと励ましをいただき、派遣前研修のプログラムは終了となりました。

総会で補教師としての准允を受け、いよいよ任地へと遣わされていく先生方にとって、共に学び、交わり、主にある志を再確認する機会を持てたことは、大きな励みになったのではないかと思います。引き続き、明日の教団を担う先生方のためにお祈りください。

また今回は、新型コロナウイルス感染予防の対応として教団総会が 1 日に短縮されたことを受け、派遣前研修も直前になって 1 日前倒しのスケジュールとなり、場所も変更となりましたが、講師の先生方をはじめ関係する方々が柔軟に対応してくださって、予定していた当日のプログラムはすべて行うことができました。ご協力くださった方々にこの場をお借りし、改めて感謝申し上げます。

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