当初、教会支援部会では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、伝道懇談会の中止を検討していましたが、来年度の教団宣教130周年記念大会開催決定に伴い、伝道懇談会は行われないことから、「2年連続不開催は避けたい。今年、何とか開拓自立途上にある諸教会の励ましの場を準備できないだろうか」と再検討し、オンラインで開催することにいたしました。
主講演は、講師である北新潟キリスト教会の原山康伸先生と相談し、事前に収録した動画を9月30日㈭から教団ホームページにアップし、より多くの方にご視聴いただける形を取りました(現在も視聴可能です)。「開拓期」と「自立期」に分け、先生がそれぞれの時期に大切にされていたことと、実際に取り組んでこられたことを、スライドを交えながら分かりやすくお話しくださいました。遣わされた場所で、神のみことばに真摯に聴きながら、今そこにいる人々を大切にされる先生の姿勢と、誠実に宣教と牧会の使命に仕えていく中で結ばれていく祝福の実を見させていただき、大変励まされると共に、自らの姿勢をあらためて問い正される時となりました。
そして、5つの分科会(①「信徒リーダーの育成」原山康伸師、②「開拓期の説教」丸山園子師、③「現在開拓している方の話」大塚史明師、④「個人伝道」林信明師、⑤「福音宣教と芸術」TEAM)は、10月5日㈪13時半から15時までZ00mで行い、総勢69名が参加してくださいました。まだまだ不慣れなオンラインに、やや戸惑いつつも、和やかな雰囲気の中、牧会に生かすアイデアや力強い励ましを頂くことができました。
はじめてのオンライン開催について「久しぶりに先生方にお会いでき、うれしく励まされた」「リモートなので夫婦で一緒に参加できてよかった」「静かなので集中して聞くことができた」とリモートならではの良さが生かされた感想が多く寄せられました。その反面、「やはり直接お話を聞きたかった」「小グループの交わりが欲しかった」など、ごもっともな感想をいただき、あらためて松原湖にともに集まる従来の伝道懇談会の意義を再確認する時ともなりました。