沼南キリスト教会は、柏市の南東にあり手賀沼の南に位置します。よく神奈川県の湘南と間違えられますが、田畑と宅地が混在する地域の旧沼南町に1993年にテーラー・リース宣教師(TEAM宣教団)によって開拓された教会です。宣教師宅から2000年に現会堂となり、多くの方々の支援と働きによる祝福と手痛い試練を経験しながら倉沢牧師が2014年から赴任しています。教会が大いに揺さぶられる試練を通してもう一度「教会とは何か」をともに考えつつ、互いの弱さを受け止め、悔い改めて再出発しました。「おもいやりのある、おもてなしに富む、重荷を負い合う教会」をめざしています。来られる人たちが、主イエスのもとに来て、ほっと一息つき、いのちの水をいただいて、明日に向かう力を得られるような教会でありたいと願っています。
今取り組んでいるのは、信徒一人ひとりが主イエスの救いの喜びと日毎の恵みを、職場でも、学校でも、家庭でも自然と言い表すことができるようにと、礼拝後に「成長タイム」をもって、みことばに探られたことを分かち合う時をもっています。また、コロナ禍の中で小グループでの交わりと祈りを通して伝道や地域奉仕を「外に向かって」行うために、リーダーの育成に取り組んでいます。2020年は、ヨハネ20章31節を「年間のみことば」として受け止め、「イエスの名によっていのちを得る教会」として家族や友人が救われ、洗礼と聖餐の恵みに与ることができるようにと励まし合っています。祈りの課題は、役員会の形成と充実により第一種教会となること、そして2024年までに次世代を担う専任牧師が立てられることです。お祈りください。