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日本同盟基督教団 教団事務所 

献堂の恵み 伊達福音教会

献堂の恵み 伊達福音教会
荒野が主の園に
牧師 三浦称

 

 

 

 

2012年10月に旧会堂献堂40周年を迎えたことを機に新会堂献堂プロジェクトをスタートし、主の恵みによって2015年5月、町の中心地に313坪(1036㎡)の土地を与えられました。設計もほぼ仕上がり、資金の目途も立ちつつあった矢先に、「所有者不明土地」が1部紛れ込んでいることが判明しました。色々調べると、取得した土地周辺一帯は、国土調査で境界線を定めることができず、そのあとに作成された登記簿や公図は法的根拠がなく、不動産関係者も手をつけたがらない土地だったのです。司法書士もお手上げで「あきらめるしかない」と告げられましたが、私たちはこの土地は神が与えてくださったものと信じて祈り、支援をいただいた諸教会にも祈りの要請をいたしました。そして神さまは見事に祈りを聞いてくださり、半年後、所有者の奥様を含む相続人6名が判明し、個別交渉の末、全員寄付に同意して下さったのです。
しかし、一難去ってまた一難。この問題の解決に半年を要している間に、東京オリンピッ荒野が主の園に 献堂の恵みクの影響で資材が高騰し、当初予定していた2階の牧師館を断念し、平屋の会堂プランに変更せざるを得なくなりました。ところがそこへ隣家に住む方が、家の売却を検討していることが分かり、見積もりを依頼したところ、72坪(238㎡)の土地と築50年の木造2階建ての物件は、新会堂の2階に牧師館を建てるより、約1千万円安く取得できることが分かったのです。さらに最後の懸案事項であった上下水道も、その家の駐車場の下を通すことで最短距離で引けることが分かり、購入を決断しました。
こうして2019年11月16日、当時の教団理事長廣瀬薫師を説教者にお迎えし、感謝のうちに献堂式を執り行うことができました。
かつて世の人々から見捨てられていた不毛の土地は、今、求道者や受洗者が与えられ、神をたたえる賛美が響き渡る実り豊かな地となっています。ハレルヤ!

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