お祈りに覚えていただくため、教会の現状を率直に書かせていただきます。かつてのモデル教会が、長く自給できない状況にあります。
1947年、教会は幼児伝道とともに開拓されました。保育園を併設し、歴代の牧師を中心に伝道に励み、教団の中核教会となり、波崎開拓(現波崎キリスト教会)も手がけました。現在にも通じるモデル教会でした。
ところが今から30年ほど前です。新しい牧師が赴任し、2152㎡の現在地を借りて大規模保育園経営に乗り出しました。それまでは教会形成を中心とする教会付属保育園でしたが、保育園付属教会のようになり、従来の信徒が教会を離れ、その牧師は退団しました。次の牧師が赴任し、保育園は閉園しました。今度は閉園に反対する信徒たちが離れ、新たに教会を設立、保育園を開設しました。こうして銚子教会の勢いはそがれていきました。
以上は、事実だけを述べています。私は、このような歴史を受け止め、事の善悪は論じません。神がラバンに忠告したように、あれが良い、あれが悪いとは言わないことにしました(創世31章24節)。現在は、前主任の辻村潤治先生と私の老老牧会体制です。このコロナの中、礼拝10名弱のメンバーで、広大(650坪2152㎡)、高額(土地購入予想額)、大量( 30年来の処分物)の課題に向き合っています。この20年、牧師は自給伝道をしています。大変ですが、2人体制で、主に仕える同盟基督教団の信仰により、できることを行い、少しでも現状を打破したいと思います。次に来られる教師にも自給をお願いしなければなりません。それを少しでも応援できるよう努めています。どうぞお祈りください。