平和台恵教会は1989年 4月に開拓されました。その背後には1人の姉妹の祈りがありました。不思議な方法で祈りの実が結ばれ、吉持章先生とその姉妹夫婦を中心に小さなアパートで礼拝が献げられはじめました。
自前の会堂を得て、25周年には、さらに人々が集まりやすく地域に開かれた教会を目指して会堂の1階をリフォームし、使いやすく素敵な礼拝堂が完成しました。
さらに30周年には記念事業として2階、3階のリフォームも手がけました。2階は子どもたちや青年たちの集会、愛餐などの交わりの場を期待して広いホールにしました。完成したのは2020年の3月、折しもコロナが世界的に蔓延(まんえん)し始めた時期で、自粛を余儀なくされ、せっかく完成したきれいなホールが使われないままになるかと思われました。
しかしながら、コロナ禍においても2階の広いホールがあることで、1階と2階とに分かれて礼拝を献げることができ、子どもイベントや、がん哲学外来カフェも人数を制限して継続して行うことができています。またこの春から教会学校を再開することもできました。活動自粛という足かせの中で、私たちがしたことは、神さまに期待して祈り続けることでした。その中で洗礼者も与えられ、転入者や求道者も加えられていることは、主の祝福としか言いようがありません。
今年の教会の主題は「とこしえの祝福」です。人の思いや考えを超える主の祝福を期待して、これからもみことばと祈りによって歩み続けたいと願わされています。
「主よ。あなたが祝福してくださいました。あなたのしもべの家はとこしえに祝福されています。」Ⅰ歴代誌17章27節