宣教130周年記念宣言文で、私たちはこう宣言しました。「『犠牲を惜しまず、積極的な開拓伝道と堅実な教会形成による国内宣教および「日本とアジアと世界」を視野に入れた国外宣教を推進して、地の果てまで福音を宣べ伝える』(教憲前文)わざに励み続け、今日に至っています」と。これまでの同盟基督教団の国内・国外の宣教の有様を共に言い表し、これからもこの宣教の歩みの継続をする決意をしました。
生ける主に導かれて、2022年の春に4年ぶりの教団レベル開拓伝道として佐賀開拓を開始します。残るべくして残ったと言われる伝道困難地4県の1県です。それは、「信じたことのない方を、どのようにして呼び求めるのでしょうか。聞いたことのない方を、どのようにして信じるのでしょうか。宣べ伝える人がいなければ、どのようにして聞くのでしょうか。遣わされることがなければ、どのようにして宣べ伝えるのでしょうか」(ローマ人への手紙10章14〜15節)との主の招きによるものです。皆さんと共にこのために祈り、献金することを通して、一人でも多くの人が主イエスを救い主として信じ、宣べ伝えるものとされるために、キリストのからだなる教会を形成するために、神の国の前進のために、日本に福音を満たすために佐賀県で宣教します。
正直、今日の状況では積極的に新規開拓伝道をする理由は見当たらないと思われる方もあるかもしれません。しかし、私たちの神である主は、今おられ、昔おられ、やがて来られる方、全能者です。「わたしはアルファであり、オメガである」(ヨハネの黙示録1章8節)と言われます。始めも終わりも、主はご支配くださいます。コロナ感染症の影響の中で、教会の歩みにあっても伝道の歩みにあっても、様々な課題を抱えながらこの秋を迎え、2021年も終わりに近づいています。立ち止まりたくなるような、あきらめたくなるようなこのような時ですが、だからこそ、伝道部では、今の状況の中でどうしたら全地に福音を満たす働きを推進できるかと、真剣に主に求め、祈りつつ新規開拓の準備を進めています。「人にはできないことが、神にはできる」(ルカ18章27節)。このお方だけを見つめて。
ぜひ、佐賀開拓のためにお祈りください。国内宣教献金をお献げください。同盟基督教団のすべての教職、兄弟姉妹が毎月500円ずつ献げるならその必要は満たされます。また、佐賀の情報がある方は、伝道部までお知らせください。佐賀出身、佐賀県関係者が身近にいる、お知り合いが佐賀にいるなどの情報提供のご協力をお願いします。