村上市は新潟県の北端、山形県の境にあります。人口5 万7 千人の城下町です。教会の始まりは、1982年新津福音キリスト教会の家庭集会でした。1987年に村上福音キリスト教会としてスタートしました。その後、伝道師・牧師の交代を経て、借家に移転をしました。
教会の存続が危ぶまれた代務者時代の2017年、篤志家(未信者)から、660㎡(200坪)余の寄付を受ける恵みをいただきました。宣教区の支援と、多くの教会また個人の献金によって、現在の地に広い駐車場付きの礼拝堂が与えられました。また、宣教区内外に「村上牧場」として、教会を献金と祈りで支えてくださる仲間がいることは大きな励みになっています。
またコロナ禍の中、昨年広い駐車場の一部に新礼拝堂が与えられました。それは、アメリカ在住のクリスチャンによる「広い礼拝堂指定献金」が弾みでした。教会員の信仰による献金を合わせて、借入金をしないで、私たちにとって驚くような礼拝堂をおささげしました。
宣教の一環として、この4年間コンサートを行ってきました。昨年はクリスマスコンサートのみとなりましたが、地域の方々が礼拝堂いっぱいに集ってこられます。そして、みことばに励まされてトラクト配布を行っています。今年は、教団のトラクト「尊いいのちを大切に生きる」2千部を兄弟姉妹と配布します。一方、教会は建物がどうあれ、見えない教会であるキリストのからだの建て上げを目指しています。主の恵みを数えつつ、前に進みたいと願っています。
「恐れないで、語り続けなさい。・・・この町には、わたしの民がたくさんいるのだから。」(使徒18章9〜10節)