今年の新任教師派遣前研修は、第73回教団総会翌日の3月17日に、総会会場である国際ファッションセンター(両国)の10階研修室で行われました。前日の典礼において准允を受けた補教師の先生方10名が参加し、共に研修の恵みに与りました。
講義Ⅰでは、鈴木國友信徒理事(いわきキリスト教会)が、「教会が成長するための信徒とのコミニケーション」と題し、教会役員として長年教会に仕えてこられた豊富な経験の中から、教会形成におけるポイントについて分かち合ってくださいました。また、講義Ⅱ「新任教師の心得〜牧会に関すること〜」では、北條輝教職教育部長(小竹町聖書教会)より、新しい環境での基本的な心得や、主の召しに立ち続ける大切さ、補教師(教職者)として自分自身を整えていくことの大切さについて教えていただきました。
その後、河野優法人事務主事より、「教会の事務管理および教団事務手続き」と題して、具体的な事務手続きについての説明を中心に講義していただき、教会の管理者としての意識、また教団教師としての意識が深められる時となりました。
そして、派遣礼拝においては、山下亘先生(箕面めぐみ聖書教会)より、ルカ19章28〜36節を通し、主ご自身が先立って進んでくださること、変わらない主の召しに私たちが信頼し従っていく時に、主のみわざを体験できることなど、みことばの励ましをいただきました。
これから任地へと遣わされていく先生方にとって、共に学び、主にある志を再確認する機会を持てたことは、大きな励みになったのではないかと思います。引き続き、明日の教団を担う先生方のためにお祈りください。