2024年4月25日
「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです。……そしてイエスは子どもたちを抱き、彼らの上に手を置いて祝福された。」(マルコ10章14節、16節)
霞ヶ関キリスト教会では、母と子のナーサリーをしています。この働きは、前任の牧師夫人であった池田妙子姉により20年前に始まりました。
木曜日、朝10時になるとお母さんと子どもが教会にやってきます。0 歳の赤ちゃんも、お母さんに抱かれてきます。
子どもたちは、挨拶をして出席シールを貼ります。乗り物や滑り台、鉄棒、ボール、指先を使う作業などをして過ごします。そして、お帰りの前に小さなお集まりをします。子どもたちは自分の名前が呼ばれたら、返事をして名前のプレートを黒板に貼ります。季節の歌を歌ったり、聖書のお話を聞いたりします。以前は手作りの昼食を一緒に食べていたのですが、今は子どもが持ち帰れる軽食をお渡しして、12時過ぎにお帰りになります。
ナーサリーは生まれてから就園するまでの子どもとお母さんが主な対象ですが、時に妊婦さんや母だけの参加もあります。最近では、2ヶ月になろうとする赤ちゃんが加わりました。いのちの誕生を喜び、お母さんから出産や子どもとの生活の様子を聞き、母の働きをいたわり、共感します。お互いの存在を喜び、子どもたちの成長を一緒に楽しんでいます。
この働きが、子育て中の母にとって、ほっとできる場、励ましの場、わたしたちを造り愛してくださる神さまと出会う場となることを願っています。