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日本同盟基督教団 教団事務所 

東北宣教プロジェクトニュース 2023年5月

東北宣教プロジェクトニュース
「主の真実」
齋藤真理枝(グレイスハウス教会教会員)

真実な主の御名をほめたたえます。いつもお祈りに覚えていただき、心から感謝申し上げます。
昨年のクリスマス礼拝に、今まで支援活動で関わってきた方々が初めて来られました。その方々とはそれまで何年も関わりを持ち、コロナ前は宣教チームも訪問し、時には個人的に証しをしましたが、イベントに来られることはあっても礼拝に来られたことは一度もありませんでした。しかし今回のクリスマス礼拝には、18名の方々が来てくださったのです。これは、この地での宣教の歩みにとっては大きな大きな一歩です。それまでの7年半、何をどうやっても収穫が起こらない事実に少なからず疲れを覚えた時期もありました。しかし今回の霊的な大きな一歩を目の当たりにした時に、それまでの一つ一つの積み重ねは主にあって決して無駄ではなかったこと、主が確かに人々の心を耕してくださっていたことを霊的に感じた瞬間でした。
大船渡に遣わされて8 年、これまで数々の失望も経験してきました。その中での最も大きな経験の1つは、新会堂が与えられるまでの歩みだったと思います。教会だからという理由で土地を売ってもらえない現実を突きつけられた時に、イエスsamaを拒絶するこの地の霊的束縛を強く感じました。また、その束縛故に人々の救いが阻まれている現実も何回も目の当たりにしてきました。
しかし、主は最善を成してくださり、素晴らしい新会堂を与えてくださいました。どんなに悪しき者が阻止しようとしても、主のみこころしかならないという確信が与えられました。そしてこのクリスマスに感じたのは、主の真実は私たちをここに遣わされた時から、いや、その遥( はる)か以前から変わることがない、ということでした。主はこの地を愛しておられ、「わたしの民がたくさんいる」( 使徒の働き18章10節)と仰っています。私の目にはたくさんの「不可能」がありますが、主の真実はその全てを「可能」にすると信じます。また、それには祈りが必要不可欠であるということも、身をもって実感しています。引き続き、1人でも救われる方が起こされるようにお祈りいただければ幸いです。私自身これからも、主の恵みと真実に依り頼み、祈りならが歩んでいきたいと思います。

 

【祈 る】 新会堂リフォームのためのすべての必要が満たされました。心から感謝します。教会員一同1年半の流浪の旅の終焉をむかえ、喜びと安堵に満たされています。お願いしたリフォーム会社が、好意で地元の新聞の一面に写真付きで紹介してくださり、礼拝の時間や子ども英会話教室などの情報も載せてくださいました。感謝。地元の方にますます開かれた教会となり、地元の方、被災者の方々が信仰を持つことができるようにお祈りください。
【送 る】 ふまねっと体操後のお茶の時間の茶菓や、訪問用のお菓子:賞味期限が長いもの、個包装のもの等少量からお受けしています。 【宛先】〒022 ー0006 岩手県大船渡市立根町字関谷6-3 齋藤満まで
【参加する】引き続きコロナの流行に留意しつつワクチン複数回受けている方で、体温の記録と事前にPCR 検査を受けられる方、小規模の宣教チームの受け入れを再開しております。なお宿泊は新会堂が使えます。まずはご連絡ください。
【献げる】 月額約30 万円の目標に対して、1-2 月で481,550 円( 期待値に対して約80%) の尊い献金が献げられました。お献げくださいました兄弟姉妹お一人お一人と諸教会に感謝いたします。2023 年も引き続き、皆様の熱いお祈りとともに、なお一層のお献げ物をもってTSP の働きをお支えくださいますようにお願いいたします。なお、献金の宛先にご留意ください。教団宛に送金されるTSP 献金は、齋藤師の謝儀を含めてTSP 全体の働きを支えるために用いられます。グレイスハウス教会に直接お送りいただく献金は、現地の教会活動、会堂維持、車両維持、支援活動などを支えるために用いられます。今後とも、よろしくお願いいたします。

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