日本とアジアと世界に仕える Japan Alliance Christ Church
日本同盟基督教団 教団事務所 

教会紹介 上田聖書教会(信州宣教区 長野県上田市)

教会紹介 上田聖書教会(信州宣教区 長野県上田市)
地域に開かれた教会を目指して
伝道師 山本 浩

真田氏発祥の地とされる真田郷(旧真田町)より、上田市街地へ南に車で向かうこと10分。そこに当教会はあります。1950年代、軽井沢の日本語学校で訓練を受けていた宣教師たちが、軽井沢から一番近い人口密集地として上田をその宣教地に選び、当初は協力伝道をしたのが上田聖書教会の始まりです。その後、1976年日本を離れる宣教師たちより同盟基督教団に委託され、この教会は正式に教団に加盟します。
現在教会があるこの地は、農村地域に近く保守的であり、教会に対しては未だ警戒心が解かれていない場所です。そのため、地域の信頼と信用の獲得は宣教活動における必須条件であることを教会員一同の認識として捉えています。そんな中、今年の2月に開かれた教会総会では信徒の方たちに自由な意見を求めたところ、教会の新規事業に関する要望やリクエストが多数寄せられました。教会員お一人お一人が、教会の未来を真剣に考え「地域に開かれた教会」をと望んでおられたのです。こうした積極的な信徒の姿は私たち教職者にとって大きな励みとなりました。
コロナ禍にあっては、立てられた計画の半分も実行に移すことができず過ぎてゆくことがあります。しかし私たちは、立てた計画が空振りに終わるたび、より偉大な主のご計画が、その隠されたみ手の中で進行中であることに期待を覚えます。今私たちの教会にできることは「地域に開かれた教会」という夢について思い巡らし、主のみこころを求め、主の最善の時が来ることを祈り待つことだろうと思います。そして時が来たときこそ、主の召しに忠実に従うことができますようにと願います。

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