北海道宣教区では年に2回春と秋に「北のいぶき」という機関紙を発行しています。
主な目的は、日頃なかなか身近に知ることができない宣教区の状況、各教会の取り組みや課題などを分かち合い、共有し祈り合うための情報提供です。
主な内容は①宣教区内教職による巻頭言「聖標」②宣教区会議報告③各委員会報告④牧師夫人の目線からのコラム「香油」⑤受洗の証し⑥各教会の活動報告・教勢報告です。
それに加えて宣教区レベル開拓の「音更・帯広開拓報告」や「新会堂献堂の軌跡」また詩や短歌・俳句、新任教師紹介などが随時掲載されています。
機関紙自体は同盟基督教団に加わる前の「日本聖書福音教団」でも発行されており、そのノウハウと機関紙の特性理解の土壌があったことから2011年より作り始められました。その後2016年の春号より現在の形になっています。
創刊号から第9号までは輪転機での印刷、製本、発送を全て編集委員の手作業でやっており、特に写真はきれいに出すことはなかなかできませんでした。しかし時代の移り変わりの中、写真や文字の細部まで鮮明に印刷することができるオフセット印刷の発達、それに伴う価格低下により、外注でもそれほどコスト差がないとわかり、現在はデータ作成までを編集委員が行い、その後オンライン入稿して届くのを待つのみ…と作業も随分軽減されました。(発送作業はありますが…)
全ページフルカラー、特に写真がきれいになったことで、各教会からの活動報告原稿が増え、そこからお互いの教会をさらに知り、刺激し合う効果も出てきました。これを楽しみにしているという声も多く聞かれるようになっています。また宣教区の1年の活動が全て掲載されていることで活動の記録という意味合いも出てきました。
これらの事から「せっかくだから教団の全教会にも送って、北海道宣教区を知っていただこう!」と現在では全教会分も含めて800部が印刷されています。
今後も用いられるように祈りつつ続けたいと考えています。