日本とアジアと世界に仕える Japan Alliance Christ Church
日本同盟基督教団 教団事務所 

宣教区紹介 千葉宣教区

宣教区紹介 千葉宣教区
宣教区長 石原伸光(波崎キリスト教会牧師)

新型コロナウイルスの対応に、各宣教区でも苦労しておられることと思います。千葉宣教区でも多くの行事が中止となる中で、6月28日㈰午後にZ00mを用いてのオンライン宣教区会議を行いました。今回はそのことを紹介したいと思います。すでに各宣教区でも同様の開催をされているかもしれませんが、少しでも参考になれば感謝です。
当初、千葉宣教区では4月26日に宣教区会議を開催する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染拡大のために開催は困難と判断し、6月28日に延期しました。けれどもその後の感染状況から、6月28日も通常開催は困難と判断しました。すでに理事会からインターネットを介しての宣教区会議の開催と役務者選挙が可能との連絡を受けていましたので、役務者会でZ00mを用いて開催する方向で検討に入りました。
オンライン会議を開催するにあたり、幾つかの課題がありました。一つは役務者選挙でした。宣教区の選挙管理委員長とも相談する中で、TAGVOTEというオンライン投票ツールが紹介されました。実際に試してみたところ、TAGVOTEを用いて役務者選挙ができることを確認しました。
もう1つの課題は、正議員35名、準議員2名、傍聴1名、合計38名がZ00mを利用して会議を持つことができるかということでした。そこで、アンケートをとり、パソコンを使わない人も教会で牧師と一緒になら使えることがわかりました。また、Z00mは未経験という方も含め、全員が使っても良いということを確認しました。
そこで、全員がZ00mとTAGVOTEを使えるようになるために、何回にも分けて役務者会から使い方をメールで説明しました。さらに、事前に予行演習を2回持ち、都合の良い日に参加していただくようにしました。そして、予行演習で明らかになった課題を整理し、当日の会議に臨みました。
いよいよ当日を迎え、35名が参加しての宣教区会議となりました。TAGVOTEによる役務者選挙を行いながら、並行して議事を進め、表決もTAGVOTEで行いました。そして、予定通り2時間で無事会議を終了することができました。
この会議開催のために多くの準備が必要でしたが、議員の皆さんがよく理解してついてきてくださいました。その結果、宣教区会議を無事持つことができ、神さまに心から感謝しました。今後もオンライン宣教区会議が続く可能性がありますが、この経験が次に生かされることと思います。

Print Friendly, PDF & Email