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日本同盟基督教団 教団事務所 

青年部 青年が励まされる時

青年が励まされる時
青年宣教アンケートを通して
青年部員 小山望(八千代聖書教会牧師)

私たちはいかに青年たちに仕えることができるでしょうか?青年宣教のさらなる推進のため青年の声に耳を傾けたいとの願いから、青年部は「青年宣教アンケート」を実施しました。全国の同盟基督教団青年83人から回答があり、青年たちの現状や思いを知る良い気づきが与えられました。「青年宣教シンポジウム2022」で発表しましたアンケート結果の一部をご紹介します。
青年たちに「現在、あなたの教会生活で信仰は励まされていますか」という質問をしました。83人の回答者のうち「とてもそう思う」が39人「そう思う」が31人と80%以上の青年が教会生活で励ましを受けている、という結果になりました。(円グラフ参照)
「どのような取り組みが信仰の励ましになっていますか」という質問に対しては「青年や教会の方との交わり」「奉仕」「礼拝・説教」「祈り合えること」といった回答が多くありました。「教会に感謝していることは何ですか」という質問においても「交わり」「祈り」「温かく見守り受け入れてくれること、気にかけてくれること」「礼拝を(コロナ禍でも)ささげられること」という声が多く寄せられました。諸教会の礼拝や日々の交わりを通して、青年が多くの恵みを受け励まされている様子を知ることができ、私自身大いに励まされました。
一方で「励ましを必要としていること」「教会で相談したいこと」といった質問からは「恋愛・結婚」や「信仰生活」「伝道」「仕事」「就職・進路」「人間関係」などに励ましや相談のニーズがあることが分かってきました。普段の関わりではなかなか触れることのない青年の悩みや葛藤に光を当て、話を聴きアドバイスをし一緒に祈ることが求められていると感じました。
アンケートを通して青年たちの「生の声」を聴き、主がなしておられる青年宣教の恵みや実りを覚えるとともに、教会が取り組むべき課題について教えられ考える時が与えられました。これからも大切な青年一人ひとりと真摯に向き合い、青年とともに歩み成長していく教会、青年部でありたいと願います。

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